京都祇園新橋 うつわ屋 佐野の歳時記 -2ページ目

京都祇園新橋 うつわ屋 佐野の歳時記

京都祇園新橋 うつわ屋 佐野の店主の歳時記を紹介

子供の頃、嫌いだったおかずが大人になって好物になった。
そんな経験皆様もお持ちと思います。
私は、夏に母が時々作る「にしんなすび」でした。



京都祇園新橋 うつわ屋 佐野の歳時記-にしんなすび



京都の露路もののおなすが出て来ると、とても食べたくなります。
今頃の京都のおなすは、皮が薄く柔らかく美味しいのです。


にしんを炊いたちょっと甘辛いお出汁でたくと、出合いものとはこのこと。
私は実山椒を入れて炊き上げます。
熱々もいいのですが、今は冷たく冷やして頂くのも美味しいのです。
少々手間はかかりますが、京都の夏の大人のおかずです。


夏の「うつわ屋佐野」では、このにしんなすびをメインデッシュに、京都の夏の普段のおかず、お召し上がり頂いております。

お陰様で、お昼に店を開放して始めました器のサロンに、器好きのお客様をお迎えする日が続き、忙しい日々を過ごして居ります。
又、夫の大事な仕事の会もあり、すっかりこの歳時記からご無沙汰してしまいました。
気が付けば祇園祭も終りを迎え、毎日の猛暑に少々参っております。


この暑さの中、庭にはつがい(たぶん)のおはぐろとんぼが今年も来てくれました。
「暑いのにようこそお越しやす。」京都が真夏を迎える頃、毎年彼らはやって来るのですが、とても敏感で繊細で、その姿をお見せしたいとカメラを向けただけで、飛んで行き、私の腕では写真に納めるのは無理のようです。
夕方庭に打ち水をすると、嬉しそうにヒラヒラ、ハラハラ、その薄い黒い4枚の羽根をはためかせ飛び交います。
昼間は、京都特有の油照り、ジリジリとその細い細い糸の様な身を焼かれそうですのに…、彼らは優雅に優しげにヒラヒラと。
そんな庭のお羽黒(お歯黒?)とんぼにほっこりする今日この頃の私でございます。

若葉萌える頃となりました。

五月といえば、京都は葵祭です。

今年の斎王代のお嬢さんも決まり、本番を待つばかりです。

行列の時、人々が頭に挿す葵の葉、案外京都の者でも実際に生えているのを見たことないのです。

それが、私の家の菩提寺実はたくさん育っていたのです。

先日お寺の奥さんに、花の咲いた葵をいただきました。

こんな小さくて可愛らしい花が咲くのです。

これをうつわ屋佐野 プロデュースの「蹲る」の花入れにいけてみました。


京都祇園新橋 うつわ屋 佐野の歳時記-うずく丸



うちオリジナルの「うずく丸」です。

実際に焼き物好きの方々にご覧戴きたく、祇園新橋「佐野」の昼限定で、ご予約頂いた方々に、開放すること考えております。

詳しくは、またお知らせ致します。