久々の更新となりました。
一年前のうつサンは、仕事で悩み果て、4回目のうつを発症しました。
仕事を退職してからも症状がつらく、もがいて、もがいて、苦しんでいました。
それが今日、悩みから解放されて、ひとり静かな時間を過ごせています。
まだまだ薬は手放せないですが、穏やかな暮らし。
人と競わず争わず、腹を立てることも傷つけられることもない毎日。
見栄を張ることも、他人からの期待のために無理することもない。
会いたい人とは、また会える日のために今は会わない。
たっぷり時間がある中で、自然と自分の内面と向き合うようになりました。
今日のタイトル「生きることは難しいことじゃない」。
なぜだか、昨夜からずっと斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』のメロディーが脳内再生。
なぜだか、本来の「唄うこと」の部分が「生きること」に変換されて。
『歌うたいのバラッド』
作詞・作曲 斉藤和義
嗚呼唄うことは難しいことじゃない
ただ声に身をまかせ頭の中をからっぽにするだけ
嗚呼目を閉じれば胸の中に映る
懐かしい思い出やあなたとの毎日
本当のことは歌の中にある
いつもなら照れくさくて言えないことも
今日だってあなたを思いながら歌うたいは唄うよ
ずっと言えなかった言葉がある
短いから聞いておくれ「愛してる」
嗚呼唄うことは難しいことじゃない
その胸の目隠しをそっと外せばいい
空に浮かんでる言葉をつかんで
メロディを乗せた雲で旅に出かける
情熱の彼方に何がある?気になるから行こうよ
窓の外には北風が腕組みする
ビルの影に吹くけれど
ぼくらを乗せてメロディは続く
今日だってあなたを思いながら歌うたいは唄うよ
どうやってあなたに伝えよう雨の夜も冬の朝もそばにいて
ハッピーエンドの映画を今イメージして唄うよ
こんなに素敵な言葉がある
短いけど聞いておくれよ「愛してる」
以前の自分なら、「生きることは難しいことじゃない」なんて誰かに言われたら、到底受け入れられませんでした。
「なにキレイ事言ってるんだ!」「ツラくて苦しいことばっかりじゃないか!」と呆れるなり、反論していたと思います。
それでも、いまのうつサンにとっては「生きることは難しいことじゃない」と思うのです。
困難も辛苦もあって、笑いありの涙ありの、決して平坦な道じゃないのが人生。
全然思い通りいかなくて、努力しても報われなくて、希望すら見失う時もある。
毎日を楽しそうに生きてる人がいて、でも自分は何でこんなに苦しいのか分からなかった頃。
いつになったら「幸せな自分」になれるのか?
何をすれば?何がいけないのか?
……好きでうつになったわけではないけれど、でも、なるべくしてなったのだと考えると。
人生を難しくしているのは自分自身なのだと思うようになりました。
すべては解釈次第。
「感謝できる」ことは幸せなのだな、と思います。
いろんなところで、「今が変化の時」だと言う人を目にするようになりました。
いまが苦しくて、何にも信じられないくらいツラい人に。