東川篤哉さんの「博士はオカルトを信じない」を読みました
両親が探偵をしている中学2年生の岡晴人が、変人博士暁ヒカルに力を借りて、近所で起きた事件の謎を解くという設定の連作短編集です
どの短編も、あの世からの声が聞こえるとか、瞬間移動してアリバイを作ったのではないかとか、幽体離脱した霊が本体を殺害したのではないか、などのオカルト的な始まり方をして、それを博士が科学的に解明していくという流れになっています
全体的に悪くはないのですが、目立つところもない感じでした
「 純喫茶『一服堂』の四季 」クラスの短編集を期待してしまうと、どうしても厳しいですね
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