町田康さんのバンドである「汝、我が民に非ズ」の実演に行ってきました
町田さんの音楽には、これまで全く触れてこなかったので、ぶっつけ本番
客席はオールシッティングで、自分を含めて年齢層高め
男女比は半々くらいかな
開演前に読者している方がちらほらいるのがそれっぽい
実験的で難解な楽曲のオンパレードも覚悟していましたが、最初の2曲はそれを見透かしたようなギターリフのすごくかっこいい曲!
キーボードとサックスを入れているだけに、楽曲の幅が広く、取っつきにくさを心配する必要はありませんね
難解系の曲もありましたが、大人のロックみたいな曲も多数あり、余裕を感じさせてくれました
上半身を大きく横に揺らしながら歌う町田さんの声は、やや高めなだけに若々しく、声量もたっぷりなので、全く年齢を感じさせません
手に紙を持ちながらスタイルは、文学者ロッカーならでは
MCも面白くて、あるパートでは、今後のライブの予定を紹介した後、小説を書くコツの話に移りました
コツとはいえないかもしれないが、とにかく同じ本を繰り返し読むと自ずとわき上がってくるものがあるとのこと
町田さんは最低100回、中には1000回読んだ作品もあるそうです
だからライブにも何回も来てねというオチには笑いました
定番のネタとかでなければ、今度アルバムもでるそうです!