井山裕太さんがラストピースとなっていた「十段」を獲得し、ついに7つのメジャータイトルを独占するという偉業をやってのけました!
囲碁の世界では、7つのタイトルの内で特にビッグなタイトルである名人・本因坊・棋聖の3つを同時に保持することを「大三冠」といい、これですら井山さん以外では趙治勲さんしか達成していません
大三冠という言葉が存在していること自体、そもそも七冠同時保持がありえないことを前提としているといってもよいと思いますが、とうとう不可能が可能となりました
まあ、こないだも不可能と思われていたことが可能になってしまいましたしね(2016-03-09)
結局あの5番勝負は、セドルさんが1つ勝つので精一杯という信じられない結果で終わりました
2012-01-14で述べたように、プロの囲碁はだんだんと衰退していくのかもしれませんが、それでも今日打ち立てられた金字塔の価値は決して減じることはないでしょう