レイハさんが落ち込んでいたのは、純が受け子をやって捕まったからとのこと
それを聞いた水尾くんも落ち込みきってしまいます
もはや演奏できるかどうかもわかりません
この合同ライブ編は、思っていたより盛り上がってきません
ここからどう盛り返していくのか
続きが楽しみです
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乾緑郎さんの「私たちに残されたわずかな永遠」を読みました
ルナアークという月に作られた人工都市で生活する少女アリサ
ドゥマレというひなびた鉱業の村で暮らす少女メル
2つのストーリーが交互に語られていきます
それぞれの章の冒頭にいかにもな年号がふられていますが、小説を読み慣れた読者には、かえって時系列をすぐに把握できてしまいます
それに加えて、ルナアークでのアリサの母の話からも全体構造のネタバレはかなり早くきてしまいますね
本作のネタは、ナウシカに限らず決して珍しいものではありません
そちらで似た方向性を持つスチュアート・タートンさんの「世界の終わりの最後の殺人」は圧倒的でした
別の方面で似た方向性を持つ小川哲さんの「ちょっとした奇跡」もすごかったですね
それらの作品と比べると、本作はネタを生かしきったかという点ではもう一つというところでしょうか
ただ、ネタ自体が印象的なので、上記二作を未読の方が読んだら十分に感銘を受けると思います
そういえば、メルの世界の根幹をなすアリのような生物は、キメラアント編の影響を受けているのでしょうか
そこは少し気になりました
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