中学に入ってから、協調性のない小学生からいきなり変化したのは、単に環境に適応して成長しただけだと、私は思っています
中学は、すごく校則が厳しかったので、気合いを入れて、入学したのです
まじめとか、ガリ勉とか言われて、男子に蹴りをいれたこともありますが・・・
(このあたりは、小学生の頃とかわってませんでした)
そんな中学1年の冬休み、両親の離婚のため、急遽転校することになりました。
転校した先は、もといた中学とは真逆の、不良で荒れた学校でした
転校するときに、先生たちに
「よりによって、あの学校ですか」
と心配されるほど、めちゃくちゃな中学でした。
で、1クラスだけ、荒れてないクラスがあったので、そこに入れてもらいました。
他のクラスは、授業中にものはとびかうし、先生は生徒にいじめられて登校拒否になるしで、凄惨なものでした
そんな中学で、いじめられないために、心に決めたことがありました。
いつもにこにこ笑顔でいる。
何事にもこだわらず、主張しない。
正義感にもえない。
そんな感じでやっていれば、たとえば、友達が、
「ノートうつさせて~」
とか言ってきても、
「いいよー」
と快くみせてあげられるんです。
無用な争いは避けられ、しかも親が離婚していたので、なんだか仲間意識や同情をもたれ、いじめにはあわずにすみました。
先生も、私が、不良くんのぶんの朝学(英語のドリルとか)もやっていたことは知ってて、
「いつもごめんね」
って言ってくれてたし、別に自分も2回同じことをやるくらい全然苦じゃなかったです。
結果、先生には信頼されるし、不良ともうまくやれるし、友達もたくさんでき、平和に過ごせました。
この頃は、余裕があったなぁと思います。
自信があったからできたことだなぁと思います。
「逆境に負けないがんばる子」
というイメージで、先生はころっとだまされる。
こうして思い返してみると、嫌な中学生・・・