またまた、暗い過去のお話で、すみませんが、最後の方にはちょっと明るくなります。たぶん。
私の前の家族は親子4人と父方の祖父母の6人家族で、みんなでごはんを食べていました。
それが、ある夜、ダイニングに行ったら、お母さんと妹の姿がありませんでした。
「お母さんは?」と祖母に聞くと、「あとで食べるって」と言われました。
かなり気まずい雰囲気でした
私はあわてて、ふたりのところに行き(確か寝室にいた)、「私もお母さんと一緒にごはん食べるよ!」と言いました。
私は、お母さんの味方だって信じてほしい気持ちでいっぱいでした。
それから、別居するまで、3人ずつにわかれて、ごはんを食べてた気がします。
時々、両親のケンカの仲裁に入った時、「あんたは、お母さんの味方じゃないの!?お母さんは自分の親がケンカした時、絶対母親の味方したのに!」と言われて、「そうじゃないのに。私はお母さんの味方なのに」って思い、焦ってました。
だから、私の元父親への復讐は、自分だけじゃなくてお母さんとふたりの復讐だったんです。
でもうつ病になってからお母さんに
「父親を見返したかったのに、立派になれなくてごめんね」
って泣いて謝った時、
「お母さんはあんたが大学入った時点で、もう復讐は終わったなって思ったよ。もう十分だわ。そんな立派になってほしいなんて思ってないからね」
と言ってくれました。
その言葉で、私も自分自身を、憎しみの呪縛から解放しようって思えた気がします