うつ病になって、いろーんなことをあきらめてきました。
目標をたててがんばること。
研究室に行くこと。
将来について考えること。
就職活動すること。
立派になりたいと思うこと。
ダンナの受験勉強の邪魔をしないこと。
来年から仕事して母親を経済的に安心させること。
などなど
でもひとつだけ、あきらめきれないことがあります
12月にある、卒業に必要な研究発表会です
うつ病と診断されたのが8月末。
11月には、さすがに元気になってるだろうと思ってました。
でも一応、診察の時「12月に発表会があるんですが、それまでには治りますよね?」
と聞いてみたら
「結果的にそうなればいいけれど、いついつまでに治そうとか思うのはよくないよ。
無期限に休むつもりで、まあ焦らないで」と言われ、ショックでした
気を取り直し、「よしよし、よく休むぞ。今は何も考えなーい」
と自分に言い聞かせました。
でも、9月、10月と時間はどんどん過ぎ、
カレンダーを見るたび、「治るかな、できるかな・・・」と不安は募るばかり。
もう一度医者に、
「どうしても発表したいんですけど、えいやーっとがんばっちゃだめですか?」
と聞いてみると、
「片手間で適当に準備できるならいいけど、
真剣になってしまいそうならやめといたほうがいいと思うよ」
と言われました。
私はイライラしながら、帰りの車の中で、イイコトを思いつきました
「直前に準備すると焦って真剣になっちゃうから、
今から(10月末)調子のいい日に、片手間で準備してみよう!」
ところが、やろうと思うのに毎日できなくて、「明日こそ」と思いながら、
パソコンを開くことができず、どんどん日にちがたってしまいました
ある時、ふとダンナが
「心の底では研究が好きじゃないって思ってる可能性もあるんかなあ・・・」
と言ったのがきっかけで、
「研究好きだもん!!好きだからやれるはず!!」
とあわてました。
でも、どうしてもできなくて、
「どうせ私はなんにも好きなものもなくて、なんにもむいてないだめな子だわ!」
と大泣きして、しばらく寝たきりになってしまいました
で、お母さんに「病気なんだからそんな頭使うことできなくて当たり前だわ!
まだ早かったんだわ。ぎりぎりまで考えずに休めばいいわ!」
と説得され、なんとかぐるぐる思考を止め、
休養に専念する覚悟をあらたにしました。
そして、今は好きなこと、やりたいことだけするようにしてます。
この調子なら、12月になれば、やれそうな気が・・・