連日木製台座の活版を
ご紹介しておりますが、
そもそもが活版印刷で
使うものなのですから
レザークラフトで
ヌメ革への刻印として使おうとする事自体が
邪道なのです。
ということで
本日も邪道な道を切り拓いていきます。
まずは子猫ちゃん
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/f8/5e/j/o1024076814646156864.jpg?caw=800)
この画像ですと
左上にベースの段差がありますね。
スタンプでは問題はありません。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/d9/ee/j/o1024076814646156866.jpg?caw=800)
表情までもが綺麗に表現出来ています。
さてヌメ革に刻印してみましょう。
お目めはぱちくり
おひげはぴんぴん
綺麗に刻印出来ました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/e9/ce/j/o1024076814646156868.jpg?caw=800)
が、やはり周囲に角が付いていますね。
さて、どう料理しましょうか。
手乗りインコちゃんで
実験してみましょう。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/db/a4/j/o1024076814646156870.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/af/c6/j/o1024076814646156873.jpg?caw=800)
ステイズを付けて少し遊んでみましたが
いかがでしょうか
版面にあったインコちゃんのまわりの段差
全然付いていませんね。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/2b/83/j/o1024076814646156876.jpg?caw=800)
そうなのです
こんな風にベースより小さなタグに押しちゃえば
角を付けずに深く刻印出来るのです。
ワンポイントモチーフ的に使えなくても
ワンポイントタグ的な使い方なら
OKだということです。
調子に乗って
伝説のお馬さんでやってみましょう。
おっと順序が逆でした
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/0e/8e/j/o1024076814646156878.jpg?caw=800)
版面はこちらです
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/b5/6e/j/o1024076814646156882.jpg?caw=800)
やはりベースが段段になっていますね。
こんな風に小さめの革タグに刻印すれば
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20191122/08/utsumaru/ad/9c/j/o1024076814646156885.jpg?caw=800)
海で言えば
ベースが大陸棚みたくなってますので
(↑分かりにくい)
海溝の角は付かなくても
大陸棚の角がうっすらと付いちゃってます。
(↑ますます分かりにくい)
インコちゃんはうまくいったのにな・・・・
力加減が難しいのです。
売り物になるレベルからは遠いでしょうが、
趣味的なものだったらこれでも良しとしましょう。
綺麗に刻印するには
やっぱり大陸棚を
地道に削るしかなさそうですね。
以上
実験室からの実況でした!