ダブルクリップを使った手押し編
続きです。
活字をクリップで挟んだこのままの状態でも
もちろん押せます。
でも押している間に
活字の底がズリっとズレたらどうしよう・・・
と
少しばかり心配の諸氏へ
固めのケシゴムを
薄く三角にカットしてみました。
凸凹不細工ですが
実験なので良いのです。
カットしたケシゴムを
クリップの隙間に入れて
ちょっと分厚かったので
この後更に薄く削りました。
活字ともう一方のケシゴム板も
一緒に挟めば
まったくもって不恰好ですが・・・
これで底ズレは阻止出来ます・・・
と思います。
このダブルクリップ
こんな風にギュっと握ると
持ち手部分がスポッと外れます。
もう一方も外します。
羽をもがれたトンボみたくなっちゃいましたが
ひっくり返せば
いかがでしょうか
活字をそのまま指で押せば
活字が指に食い込んで
うまく革に押すことは難しいですが
こうしてクリップをはめれば
両手の親指の腹を当てて
しっかり押すことが可能になります。
しかも
丁度指を当てる部分が凹んでいるため
親指が凹みにすっぽりと入り
十分な力をかけられます。
数個で100円という安さで
100円SHOPにも売っていますので
ただに近い金額でどこでも手に入ります。
難しいことは言わずに
まずは活字を刻印してみたい
という方は
こんなところからスタートしてみては如何でしょうか。
ちなみに消しゴムをカットして云々
という部分は必要が無いかもしれません。
活字をまとめてテープで固定し
そのままクリップに挟んじゃっても大丈夫です。
それでは
次の記事で実際に刻印してみます。
↑