昨日一部削った活字たち
それでは紙に試し押ししてみます。
可愛らしく仕上がりました。
ちょっと加えたものがあります。
水面は罫線です。
湯気も罫線で、
ペンチで波型に曲げました。
コーヒー豆も、千枚通しで傷を付けたラインが
ちゃんと表現出来ていますね。
それでは
最初にアルファベットを刻印した
こちらのヌメ革に押してみましょう。
OPENの両サイドにいきます。
やはり文字だけより
看板っぽくなりました。
ちなみにコーヒー豆は
濃茶のインクを付けて押してみました。
それでは
立ててみますね。
立て看板っぽくなりました。
リアルさを出すには
アルファベットを押す前に
革に茶のインクで木目を書き
更に
アルファベットに薄めた茶のインクを付けて押すことで
木の看板に焼印を押したような表現をすることも可能ですが
今回は活字の改造実験ということで
リアル革看板作りは別な機会に譲ります。
ミニチュアの革靴やさんの前に
シューズショップ
なんて看板を立てても面白そうですね。
さてさて
活字を組み合わせたり
また活字を削ったりして簡単なモチーフを作ってきましたが
こうなってくると
活字の判自体を作ってみたくなります。
活字改造実験の
終着点はそこにありますが
鋳造とまではいかなくても
熔かした鉛をちょっとした型に流してみるくらいは
出来そうな気がします。
只今その準備をしておりますが
その前に
以前のレジン実験の失敗で
気になるものが出来ましたので
次回はレジンシートでの刻印実験をば
してみたいと思います。