相も変わらず
昨日もヌメ革にレジンを乗せる実験です。
徐々にではありますが、
ヌメ革に綺麗にレジンが乗るものも出てまいりました。
左の4つはほぼOKだと思いますが
右の4つは綺麗に仕上がっておりません。
spring春のタグは
破線を押した部分がにじんでいます。
これは深く罫線を刻印したため
レザーフィックスが革の繊維まで
コート仕切れなかったためかと思います。
しっかりとコート剤を塗りこんで
しっかりと乾かしてからレジン液を流すことで
解消出来る問題かと思います。
Air Cristalと駱駝のタグは
レザーフィックスを均等に塗っていないゆえの
にじみです。
問題は右上のJudi Denchです。
中央に白い気泡が生まれています。
革は柔らかい素材であり、呼吸をしております。
コートしたりレジンを乗せたり乾燥させたりと、
ストレスをかけることで
反りや伸縮が起こるのですね。
レザーフィックスで革をコーティングして
レジンを流せば出来上がり・・・
という訳にはいかないようです。
どうりでこうした商品や作品を目にしない訳ですね。
全てがうまくいくという訳にはいかない訳ですので。
丁度レジン液も無くなったことですので
またまた100円SHOPに
丁度レジン液の隣に吊るされていた
レザーフィックスと同じように
革のコーティングに使えるか実験してみたいと
思いますが
今回は革の裏面とコバ(側面)に塗って
反りを無くそうという考えです。
レザークラフトではトコヌールが一般的ですが、
これだと100円で買えますので
こちらで試してみたいと思います。
表面にはレザーフィックス、
裏面にはデコパージュを塗ることで
反りかえる張力を相殺してしまおうという考えです。
革も固くなりますし。
なんか
段段と面倒なことになってきましたが
生みの苦しみですので
もう少し頑張ってみます