新章突入です。
 
本日はご質問の多かった
フレーム組みのテクニックについてです。
 
こんな感じに字列の周囲に
ボーダーを配置するのが最終目標です。
 
イメージ 1
 
通常は字列とボーダーの間のブランクに
スペースを入れることで
ゆがみのないフレームが回せます。
 
しかし
レザークラフトで活字(メタルスタンプ)を
ヌメ革に刻印する場合
 
ちょっとした名入れや短文
簡単なロゴ作りで使う場合が過半になります。
 
また活版印刷が衰退した現在では
組版にぴったり合うスペースを入手するのも
容易な事ではありません。
 
そこで
セロテープによる結束のみで
画像のミニ組版を作ってしまおうというのが
今回のテーマになります。
 
そんなマジックみたいなこと
出来る訳が・・・・
 
 
 
 
 
ゲーム
 
あるのです!
 
このテクニックを使えば
小さな組版はほぼ何でも結束出来ちゃいます。
 
秘伝のタレみたいな内容になりますので
 
お見逃し無きように
お願い致します!
 
序章である今回は
ミニ組版を固定する上で
欠かすことの出来ないテープについて書かせて頂きます。
 
メンディングテープ・養生テープ・
マスキングテープに紙テープなどなど・・・
 
基本活字をまとめるテープは
固定できるものであれば何でも大丈夫です。 
  
最近では、流行りのマステを使う方も多いかと思います。
手で切ることが出来る扱いやすさも理由の一つです。
 
しかし、この記事をお読みになった方は
セロテープ
 をお使い頂くことをお勧め致します。
 
ダサっ
 
という声が聞こえてきそうですが
 
薄さ・伸縮性・可視性
 
に優れているのがその理由です。
 
マステやメンディングテープ、養生テープなどの場合、
紙の厚さがありますので
 
例えば3つの文字列それぞれをマステで固定し
サンドイッチ状に重ねてみてもらえば分かります。
 
紙の厚さがありますので
文字列が微細にゆがみます。
 
対してセロテープの場合は
伸縮性が有り、そもそもが薄いですので、
ピンと張りながら回し貼りしていくことで
かなり薄く貼れます。
 
従いまして数列の文字列を重ねても
列のゆがみや曲がり率は他のテープよりも少なくなります。
 
またマステで固定した場合には
固定部分が隠れてしまいますが
 
セロテープは透明なので
文字と文字との連結部分が見え
 
それによって固定後のズレやゆがみがあった場合も
簡単に発見・修正出来ます。
 
固定した活字を長期放置した場合にも
マステやメンディングテープ類は
べとつきが残るのに対し
 
セロテープはのりが残りません。
 
ここでセロテープは100均のお安いものですと
2~3日放置しただけでもべとべとが残ります。
 
また、切れも悪く活字に回し難いですので
文具店に売っている
ニチバンなどのしっかりとした
メーカーのものをお使い下さい。
 
いつもは100均の勧め的な内容の記事も多い自分ですが
活字固定具としてのセロテープに関しましては
この禁を破ります。
 
それほどの違いがあります。
 
 それでは
セロテープが用意出来ましたら
次の記事にお進み下さい。
 
ちなみに
セロテープメーカーの人間ではございませんので
あしからず
 
ハムスター
 
◆ヤフオク活字出品ブースは→こちら
 
◆活字刻印マニュアル目次は→こちら
 
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