活字を使ってみたいけど
なかなか踏み込めない
 
そういった方は多いのではないでしょうか。
 
ハンドプレスや万力バイスなどの
刻印機器を揃えなければならないらしいんだけど
どんな機器を選んだらいいのかしら?
 
なんか機械は大掛かりで、
値段もかなりしそうだし・・・
 
そんな取っつきにくさが
なかなか購入まで踏み込めない理由のひとつです。
 
そこで今回は
 
まずは活字をGETして
とりあえず手で押してみよう
 
そんな記事です。
 
活字はもちろん手で押すことも可能です。
 
しかし
元々が活版印刷用
 
とても小さいものです。
 
実際の活字を目にした初心者の方は
 
イメージしていたよりも
小さいことに驚かれます。
 
とりあえず
濡らしたヌメ革に指で押してみますが
 
その小ささと短さゆえに
革に刻印が入るくらいの圧を加えれば
 
指がぽっこりとへこんで
痛くなってしまいます。
 
これは無理だな
と速攻投げ出してしまう人が半分
 
何か機器を選らばなきゃ
と試行錯誤しているうちにそのまま放置
という人が更に半数
 
そこで
ちょっとした事務用品を使って
指が痛くならずに刻印する方法を模索してみます。
 
まずは
揃えて頂きたいものですが
 
こちらは全て100均で揃えられます。
 
イメージ 1
 
 
使い古しで申し訳ございませんが
 
・定規
・カッター
・ボンド
・ケシゴム(無くても可)
・クリップ
 
これだけです。
 
ここで活字の刻印に使えるのは
ダブルクリップ(バインダークリップ)
という種類になります。

ネット検索して頂けますと、
文房具の通販サイトなどたくさんヒットします。

100円ショップでも普通に売っています。

ダブルクリップは、数センチの幅がありますので、
例えば簡単な単語を組んで
テープで固定した活字を挟むことも可能です。

活字を挟んだ後に、取ってを外してしまえば、
超簡単な100円活字ホルダー
の出来上がりです。

これなら、両手の親指で上から加圧することが出来ますし、
直接手押しするほど指も痛くなりませんので、
自ずと指でそのまま活字を押す場合の数倍の圧がかけられます

線の細い書体・モチーフであれば、
クリップ押しでも 十分刻印出来ます。
 
まずは活字をテープで固定します。
 
今回は18ptのParkAvenueです。
 
 
イメージ 2
 
 
※活字のまとめ方はこちらの記事をご覧下さい。
 
クリップを開き
イメージ 3
 
 
活字を挟みます
イメージ 4
 
 
ここでクリップを真横から見てみましょう
イメージ 5
 
 
このままでも押せますが
ぎゅっと圧をかけたときに
活字の底がズレる心配がありそうです。
 
クリップと活字の隙間を埋めるため
ケシゴムをカットしてボンドでクリップに貼ってみます。
 
次回に続きます。

 

ちょうちょ

 

◆ヤフオク活字出品ブースは→こちら
 
◆活字刻印マニュアル目次は→こちら
 
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