活字は鉛とアンモチンなどの合金で
柔らかい部類の金属です。
 
昔、ストーブの上に乗せ、溶かして釣りの重りを作っていましたが
融点も低く、焼印に使うのにも限界があるのです。
 
そうした柔らかい金属の活字は
 
ちょっと床に落としただけで
角が欠けたりもします。
 
何しろ活字は
活版印刷に使うために作られていますから。
 
当然
紙に押すのが目的なのです。
 
その活字を革への刻印に使おうとすれば
 
おのずと力加減や打ち込む角度に
注意を払わなければなりません。
 
すいません
長々とうんちくを垂れて。
 
いや
 
そんなに神経質になることはないのですが・・・
 
自分も普通に使っていて
問題はないですし。
 
ただこのことを
頭の片隅にでも入れておいて欲しいのです。
 
レザークラフト用の刻印のように
 
強い打刻ではなく
 
当たりを確かめながら
 
力加減に注意して
打刻して欲しいと思います。
 
この力加減については
 
経験を重ねるしかないと思います。
 
革にキュっと食い込む瞬間が分かれば
そこで止めて頂ければ
 
ヘッドは傷まなくて済むかと思います。
 
この活字の刻印で使用する革は
 
ヌメ革といって
 
刻印する前に
水で湿らせて柔らかくしてから打ち込むものですので
 
それほど
強い打刻じゃなくても刻印が可能です。
 
ちょっと
 
豆知識ばっかりになってしまいました。
 
次こそ
 
刻印の説明をさせて頂きます。
 
 
ぽちっとお願いします。イメージ 1
 
 
 
活字はこちらで出品しております。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=utsumarufact&u=utsumarufact