今日3/17の余録の題目は『センバツ100年』にした。

 1924(大正13)年、第1回『センバツ』、全国選抜中等学校野球大会の4月1日開幕を報じた大阪毎日新聞の見出し。会場は山本球場。関東大震災から7ヶ月しか経っておらず、首都復興が進む中での開催。

 第2回から阪神甲子園球場に舞台を移し、創設100年の節目に18日の開会を待つ選抜高校野球大会である。甲子園での練習も復活した。

 社会や世相を反映しての歩みである。47年の開会式は米軍機が低空からの始球のボールを投じ祝福。阪神大震災があった95年と東日本大震災後の2011年は応援方法など見直し復興に向けたスローガンを掲げている

 『当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り立ってます』『穏やかで鮮やかな春、そして1年となりますように』。コロナ禍や東日本大震災への思いをこめた選手宣誓を思い起こす。

 今大会に出場する日本航空石川は能登半島地震のため石川県輪島市の校舎が被災し、野球部は山梨県で練習重ねた、金沢市にある星稜も、チームの始動が遅れた 

 新基準である低反発バット導入の影響など新しい試みへの関心も尽きない『野球ができる日常』かけがえのなさを胸に刻みつつ迎えたいセンバツ100年ん春だ。

 

 明日から、春のセンバツが開幕する、春の大会は夏と違い、各県殻ではなく、地方から何校かが選ばれる大会、同県から2校もあれば、県から1校も出場しないこともある。今ありてが、春センバツのイメージソングですが、入場行進曲もみモノだ。センバツが始まると、野球シーズンの到来を告げると思う。

     夏ですが、米騒動で当時の中等学校野球大会が中止になったことがあります、私が小学校の社会の授業で知りました。4年前にコロナ禍で中止になった。だが、これまで数々の名勝負もありました。明日開幕するセンバツ、今回は低反発バットが注目されてますね。