惜春や神樹の欅なほ若し  森器

春惜しむ思ひに影の兆すなり

春をしむ人らベンチに深く座す

窓枠に愁ひとどめて春をしむ

雲深き夜の黙(しじま)に春惜しむ

春惜しむマカロニの穴噛みしめて


すこしづづ癒えて見えたるからだにも憂ひの残り天井低し

こでまりの咲きたる苑に立ちゐたり些事を集めて悲喜を語らむ

林檎酢を薄めて飲みし午後三時琥珀の色に人を映して



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胃腸の不調でおやすみをいただいております。

まだ、兄弟ともに完調ではありませんが、回復の方向へ向かっていると思われます。

リハビリをかねて、俳句と短歌を作ってみましたが、やはり調子がでません。

申し訳ありませんが、もう少しお時間をいただければと存じます。


拙作、拙文をお読みくださり
ありがとうございました。