高山から帰ってきたらちょうど7時すぎ。
このまま帰るのも何だかもったいなくて、
そのまま映画館へ。
こんな雨の土曜の夜は大きな映画館じゃなくて
ミニシアターな気分。
ちょうど、観たかった「パリ、恋人たちの2日間」が15分後に始まる
ということで、これを見ることに。
期間限定で置いてあった、フランス赤ワインと共に。
監督、脚本、製作、編集、音楽:ジュリー・デルピー
出演:ジュリー・デルピー、アダム・ゴールドバーグ、
ダニエル・ブリュール、アルベール・デルピー(ジュリーの父)
マリー・ピレ(ジュリーの母)
ビフォア・サンセット にまだ続きがあって、
セリーヌがあの後、映画監督になって映画を作っていたら
きっとこんな映画になっただろうと思った。
舞台は同じパリ。
パリと聞けば、もうそれだけでロマンチックな雰囲気を想像してしまうのだけど、
この映画はそれと全く対極にある。
この映画はフランス人のステレオタイプ、
しかも悪い意味のステレオタイプがたっぷりと描かれている。
だからちっともロマンチックじゃない。
でもなぜか魅力を感じる。なぜ?
その理由は監督、ジュリーにあるんじゃないかと思う。
ジュリーはフランス人。しばらくロスに住んだ後、
パリに戻ったら嫌なことが立て続けにあって、逆カルチャーショックあったのだそう。
その時に「アメリカ人とフランス人のカップルがパリで最悪の2日間を過ごしたら
どうなるだろう」って思い作り出したのがこの映画だった。
客観的な視点も持ちつつ、だけどフランス・パリが大好きな彼女が作った
映画だったからこそ、皮肉交じりに描かれたフランス人の自由奔放さにも
愛情が感じられて、愛おしく思えたんだろう。
そしてやっぱりジュリーの声と喋り方ステキ!
ビフォア・サンライズ、ビフォア・サンセットのファンには
懐かしくて何か久しぶりの友人にあったようなドキドキが止まりませんでした。
パリの空気を堪能して帰ってきた夜のディナーはポトフ。
夜遅くまで見てしまいました。


