マンデラの名もなき看守、試写会で見てきました!


監督:ビレ・アウグスト

出演:ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー


南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラ。

彼は27年間もの投獄生活を送っていたわけだが、

彼のそばには彼の考えを理解する白人看守がいた。

そう、これは本当にあった話。


アパルトヘイト撤廃の背景には多くの犠牲があった。

マンデラだけでなく、いろんな人が

黒人も白人も一緒に自由に過ごせる世界を夢見て

その実現のために自分の人生や命や家族をかけた。


いつの世も怖いのは情報のコントロールだな、と

映画を観て痛切に感じた。

この時も白人たちは黒人はテロリストだと信じ込まされ、

自由憲章は誰も読んだことがなく、

その内容は白人を虐げるような内容が書かれているのだと思い込んでいた。


1人の看守が変わっていく様はグレゴリーという一人の人間だけでなく

白人たちの考えが変わっていく過程を体言していたようにも思う。

まず、自由憲章の本当の意味を知ること。


そして、ネルソン・マンデラという人間の人としての魅力に触れること。

月9のCHANGEを見ていても思うけど(あれはフィクションですが・・)、

やはり「人」の心を動かすのは「人」なのだな、と思う。

 

この時もそうだった。

マンデラを知れば知るほど、グレゴリーは

この人がテロリストな訳がないと思うのだった。


以前、映画ホテルルワンダの意義をARCの小峯先生に聞いたことがあった。

先生は「ホテルルワンダ2を作らないこと」

「ホテルダルフールを作らないこと」だと答えた。

もうこれ以上、映画になるような悲惨な現実を作らないこと。


マンデラの名もなき看守を見て

ミャンマーのアウンサン・スーチーさんを思い出した人は多かっただろう。

今朝新聞を見ていたら、ジンバブエでは再選を目指すムガベ大統領が

野党への弾圧を強めていて、野党側のツァンギライ議長を今月だけでもう5回も

拘束しているという。


小峯先生の言葉を今また思い出す。

映画は形を変えてまだ今も現実の世界で続いてしまっている。