★病気でもハワイ旅行へ3~まずは医師とよく相談
持病のある人が海外旅行へ行く場合は、事前に医師とよく相談した方が良いと思います。
日本では普通に使ってよい薬でも、海外では所持することすら罰則となる薬もあります。
薬の種類によっては医師の書いた書類が必要な場合もあります。
飛行機に乗ることは気圧の変動があり、病気によっては症状が悪化することがあります。
乗り物に長時間乗っていると、血栓症を起こす危険のある病気やお薬もあります。
時差があるので、使用時間に注意が必要なお薬もあります。
私は旅行の半年くらい前から各科の医師と相談しながら準備を進めていきました。
まずクリアしなければならなかったのは、血圧。
昨年は低血圧で血圧が90以下がほとんど、80を下回ることもしばしばで、昇圧剤を使用していました。
昇圧剤を使用しなくても血圧が安定していることは最低条件でした。
そして精神症状。
精神症状が安定していないと旅行は厳しいので、医師に客観的に見てもらってOKもらったほうがよいですね。
アメリカ入国審査ESTAには、精神疾患についての質問項目があります。
自殺企図のある人は項目にひっかかると思います。
精神科のお薬を持っていくには「薬剤証明」が必要だったり、自分の飲んでいる薬が持ち込み禁止の薬だったりすることもあるので、早めに相談した方が良いと思います。
乗り物に酔いやすいとか、乗り物の中でパニックになりやすいとか、医師と相談して酔い止めを飲むときの注意点を聞いたり、頓服のお薬を出してもらうとかしたほうがいいと思います。
旅行に行く半年前と少し前に、血液検査も受けました。
飲んでいる薬の中に血栓症のリスクを高めるものがあったからです。
それから、私は耳鼻科にもかかりました。
耳の手術をしているので、飛行機に乗ったり海にもぐったりするのが影響することがあるからです。
それぞれの話は、またおいおい詳しく書いていきます。