忘れたくない。
楓の最期を。
無知が招いた残酷さを。
まだ生きられてたかもしれない。
愛しい生命。
つるつるの毛、愛らしい瞳と口。
会いたいよ。
美人さんだったもの。
友人から譲り受けたビビと同じ生まれ年のぶんた。
色も顔も歌も性格も違う。
どっちも悪くない。
けど、どんどんビビのこと忘れていってる。
ビビりで生意気で甘えん坊だったビビ。
美しいシルバーの羽毛。
最初は心を開いてくれなかったのに、開いたら甘えん坊になった。
呼んだらついてくるくらいで、自慢の息子だった。
ちょっとしたミスで猫に襲われ、大出血した。
手術をしたが、そのまま還ってこなかった。
大好きだよ、二人とも。
もっと画像残せば良かった。

