サルでもわかるトランプの英語
最近の趣味はトランプチェックである。何故なら非常に興味深い生き物だからだ。害獣だが。
トランプVSアメリカのメディア(主にワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、CNN)のバトルも熱い。特にワシントン・ポストは、ニクソンを追いやるきっかけを作った歴史があるだけに徹底抗戦の構えだ。トランプの有名なセクハラ発言動画もワシントンポストが公開した。
アメリカの悪いところはトランプみたいなのが大統領に選ばれたりするところだが、アメリカのいいところは権力に媚びずに戦い続ける報道やお笑いや大御所セレブがいることだろう。
初めてトランプを見たときの印象は「越後屋」。「越後屋、おぬしもなかなか悪よのう」という感じの時代劇によく出てくる悪徳商人である。さしずめ悪代官様はプーチンだろう。トランプとプーチンは、越後屋とお代官様の関係によく似ている。ネットでは「奴らはデキている」系のコラ画像が満載だ。
トランプは越後屋に似てるだけではなく、中身も越後屋そのものだ。トランプ大学の講義内容も「不動産で稼ぐワークショップ」など、絵にかいたような悪徳商法が笑いを誘う。自分が脱税王のくせにNATOには防衛費払えと言ったり、ふてぶてしきことこの上なし。悪徳商人にありがちなエロ親父だし、マフィアとはもちろん繋がってるし、いかにも物語に出てくるような悪い奴そのもので逆に感心する。
ロシアとの関連も確実に黒だろう。身に覚えがないのなら、あそこまで反発しない。てか側近もトランプタワーもロシア繋がりだらけなのだが。Make America great againどころか只の売国奴やんけ。おそロシア―。
トラさんは大統領になって半年たっても、やってることはツイッター連投とメディア攻撃と、外遊くらいなので、何だかよくわからない税金泥棒である。そんな業務内容なら誰でも大統領になれそうで実にうらやましい。
越後屋トランプで驚いたのは彼のツイッターである。「え?こんなに解りやすくていいの?」「え?この程度のボキャブラリでアメリカ大統領になれるの?」が第一印象だ。小学生レベルの英語と言われているだけに、日本で義務教育を受けたレベルなら簡単に読める。その上笑えるので、勉強ではなくエンタメとして捉えればいいだろう。深夜の連投もあり「この人の仕事って何なんだろう?」と思ってしまう。ここまで自分一人で喋ってるなら、ホワイトハウスの報道官って要らないような。と思ってたら、ショーン・スパイサーが辞めてしまった。
しかしこの小学生レベルの英語で、「オラ達に身近な人だべー」と白人非リア充層の共感を呼び票を獲得してしまったのだから、笑ってばかりもいられず危険である。
ちなみにトランプ祖父はポン引きの脱税者で、トランプ父は白人至上主義集団KKK絡みなので、悪徳商人で女好きの人種差別主義者というのは血筋かも。
というわけでトラさんのツイッターはエンタメとしてフォローしてみるといいと思う。
ただし重要なのは
英語がわかりやすいからといって、トランプを好きになってはいけない。
奴は悪い奴だ。奴の悪をあばいてやる、という意気込みでフォローしよう。基本的に揚げ足を取るためにフォローする行為は卑怯だが、こいつに関しては別だ。
小中学生の英語の勉強に、と考える人もいるようだが、それは大きな大間違いである。現役英語講師でさえトランプ英語は英語学習教材として薦めていない。
子供達はもの覚えも早いが悪い影響も受け易い。解りやすい英語で洗脳され、トランプ脳になってしまい悪い奴になる。あくまでも大人の遊びとしてフォローしよう。
https://twitter.com/realdonaldtrump