スイープは右手が下です。富山大学カーリングサークルの中の人です。たぶん、ゴルフ経験がそうしています。小中高の掃除の時間とか、どの手が上かもう少し気にしながら見ればよかった。その時カーリングやっていないし、今気にするかって言われたら別にそこまで気にしないけど。

 

 毎日投稿59日目です。

 

 昨日のタックの話の続きです。

 

 新潟の方や某大学の方たちがタックしないフラットの綺麗なフォームって話をしました。聞いた話によると、タックで教えている地域もあるとかないとか。

 

 富山(と石川)もその例に漏れずタックしない(というよりさせない)フォームで指導しています。

 

 「ならお前は何でかかと上げてんだよ」って声が聞こえそうですけど、富山は私含め2人タックがいます。他の人はタックしていません。(させていません。)指導者の方がタックを教えられないという点もありますけど。

 

 じゃあなぜ私たちだけがタックなのかと言うと、2人とも我流なところです。もう1人は知りませんが、私に限って言えば”完全”我流です。


 私はカーリングを始めて1年半ほどいわゆる指導者がいない状態だったため、気づいたらタックになっていました。

 

 股関節がかたい代償だとか、北欧の選手に憧れてとかそういう理由は特になく、個人の思う安定を1年半求めた結果、どんどん膝に負担がかかっていく結果に。股関節に限って言えばたぶん普通の人よりも柔らかい方なんじゃないかな。ただ、今思えばはじめましてから軽微なタックだったような気がしなくもないけど。

 

 そういうこともあり、私は「なんでそうなの?」と言われたら、「気づいたら」としか言えません。

 

 前述のように富山は「タックをさせない」指導のため、困るのが誰かに指導をするときです。初心者講習会もそうだし、他の大学生の子たちに教えるときもそうだし。

 

 別に教えることはできるんですよ。もし見てタックしていたら、「膝に悪いんで足をベタってつけてください。その方が安定しますよ。」って言ったりしています。

 

 

自分はやらないくせに。

 

 

 問題は、「じゃあ、見本で1回やりますね」だとか「1回見せてください」ってなったときです。別に昨日話したように、タックしないフォームができないわけではないんですよね。「やれ」って言われたらやれます。

 

 ただ、フォームを簡単にグチャグチャにできてしまう分、逆にすぐ迷子になってしまうため、あまり崩したくないんですよね。特にシーズン中には。

 

 仕方ないからタックで見本を見せるしかない。一応、絶対に一言付けて見本はしますけど。

 

 「私のフォームは膝に悪いし汚いので、コレを真似するのは極力やめてください。ダメな例です。」って。

 

コレはやめてください」って。

 

 ありがたいことにここまで言っているためか、それこそ続けていったらわからないけど、これまでタックをする方はいらっしゃらないので、富山県的な指導としてはこれはこれでいいのかな。いや、いいのか...?自分で自分を『ダメな例』って言うのはそれはそれであんまよろしくないんじゃないか?

 

 まぁ、誰とは言わないけど、大学選手権に出たある子は初心者講習会から何までフォームに関しては(時間の都合上)他の人ノータッチの全部私が教えた初めての子ですが、彼もタックはしていないのでたぶんうまくいっているんだと思う。きっとそうだと信じたい。

 

 フォーム崩れることにビクビクしながら、初心者講習会だけでもかかとはつけた方がいいのかなとは思いつつ。

 

 タックの人、初心者講習会や初心者に教えるときどうしているか教えてください。