GW旅打ち日記(4) | うとうの競輪日記

GW旅打ち日記(4)

5/2(日)曇天・・「平塚競輪で起死回生を図らんとす」の巻

 昨晩はハードスケジュールだったので、この日は9:15に起床。シャワーを浴びて10:00に東横イン・青物横丁を出発。平塚競輪に行く前に知人に紹介してもらった西日暮里の古銭店に寄ってみる。あまり愛想の良い店では無かったので大して買わずに退散。キヨスクで赤競を見つけ購入。車内で検討しよう。

 新宿まで戻って湘南新宿快速電車で平塚へ!ホームに行くとグリーン車があるらしいことが判明。幾らなのか駅員に聞いてみると¥950との事。だったらグリーン車で行ってみようかな。どうせ今日は本業の競輪だから帰りはウハウハなハズだし・・・・。車内で買うより駅で買った方が安いとの事なので有人改札で事情を説明して一旦外に出て券売機でグリーン券を購入。ところが指定席番号が書いてない。駅員に聞くと「グリーンの自由席です」との事。ならば座れない事もあるのか?!電車が来たが幸い座席はガラガラで、2階の窓側席に座ることが出来た。しばらくして車掌が現れ検札。ついでに「満席ならば払い戻して貰えるの?」と聞いてみると、「払い戻し出来ます。」との回答。だったら帰りも使おうかな。席も広いしサスペンションが良いのだろう、殆ど揺れない快適な車内。自由席でも流石はグリーン車だ。競輪新聞を読みながら睡眠・・。

 平塚着。駅前にバス乗場を示したプラカードを持ったジイサマが居り、導かれてバス停に向かう。バス停には15人程度が行列を作っており暫くするとバスが到着。次のバスに廻された客も居たので結構な賑わい。でも年寄りばかりだ。


平塚競輪

 競輪場着。場内はかなり混雑しており当日の入場者は9000人弱との事。予想屋も結構居りダミ声で口上を述べている。買ってみようかなとも思ったが、競輪は本職だし・・自分で推理した方が楽しいので買わず。

 さてさて6R発売中だ。出走表を見てみると・・に8番車・上田浩(山梨・54期)が出ている!今日は南関3番手追走らしい。こりゃ捲り一発狙おうかな。中部勢番手の1番車・田島高志(三重・79期)を対抗にして3連複・2車単を計\900購入。場内を一周してみた。2センター付近の施設は最近新調した様子。函館や青森と違ってバックにも立派なスタンドがある。流石は10,000人超の入場者を見込む首都圏の競輪場だ。だって、青森はバック杉林だし・・。噂に聞いていた寿司バーを発見したが、基本的に北海道で食べた方が美味しいのだろうと考え、食さず素通り。
 そして、けたたましく音楽が鳴り響き選手入場し6R発走。ここはレースが始まってもアナウンス実況が場内で流れる。これでは粋なヤジが聞けないじゃないかとちょっと不満。レースは南関勢が主導権を握るがホームから中部勢が反撃。「うぉ!切り替えて上田行けぇぇ!!!」と叫んだが・・・ちょっと格が違ったか。結局、田島は3着で上田は流れ込み4着。少し惜しい。

 7R。2番車・五十嵐力(神奈川・87期)が出ているが当開催は9着・8着と不調の様子。ところが1番人気は五十嵐⇒旭啓介(神奈川・86期)で10倍を切っている。こりゃ美味しそう。湊聖二(徳島・86期)と海田和裕(三重・65期)、三浦稔希(愛知・76期)が相手なら先行は五十嵐で間違いないかな。たぶん、もたないから旭が番手捲りで決着と踏み、筋違いを対抗として2車単・計\900購入。購入してから「旭競られないよな」とちょっと不安になってきた・・。レースは五十嵐がペースを落したところを湊が主導権。その外を海田がカマして先行。ぎゃーぁぁ!!いつの間にか五十嵐番手を三浦に取られている!?!番手取られた旭は8番手で・・・終了。終わってみれば五十嵐が見事な捲りで1着。

 気を取り直そう・・8R準決勝C競走。年末立川の阿佐田哲也杯でウトウに恥をかかせた宿敵・中川誠一郎(熊本・85期)が登場。対抗には海老根恵太(千葉・86期)の2分線。ここは中川に借りを返して貰おう。あの時のような強烈な捲りを期待。番手の古川には千切れて貰って・・・海老根番手の米田勝洋(千葉・62期)に戸辺裕将(茨城・72期)あたりが競りかけそうな感じだし、対抗は自力脚がある南関4番手追走の阿部俊二(岩手・77期)を中心に2車単・3連単で\1,100購入。レースは海老根がすんなり先行体制。やはり戸辺が競りかけた。これを見た中川は7番手からの勝負。よっしゃ!!ところがどっこい中川の捲りに合わせて阿部も発進。中川の捲りは精彩を欠き失速し阿部も伸びず。海老根が押し切りのツマラン結果と相成り2車単\840。
うーむ・・本業のハズがさっぱり当りません。それにしても客が多いのに殆ど老人。平塚=湘南=水着ギャルの図式が妄想化していたので、干乾びた客の群れにちょっとガッカリ。鼻を利かせてもすえた匂いしかしないな。今日はGWでも平日だからギャルが少ないのかも(まだ妄想)。

 9R準決勝B競走は小野俊之(77期・大分)登場。ウトウに大満州を呉れた香川雄介(76期・香川)が小野の後ろ。小野は野田源一(81期・秋田)の番手らしい。大井啓世(58期・奈良)-秋山智幸(75期・大阪)の近畿ラインが「前々で捌いて」とのコメントを出しており不気味。だが、まさか小野には競りかけないだろう。対抗ラインは和田健太郎(87期・千葉)で番手は地元でG1レーサー出口真浩(63期・神奈川)かと思ったら、出口は小野ライン追走の模様。ここは野田先行という読みが圧倒的のようだが、捲るかもしれないし・・逃げても小野が番手ならば残して貰えるかも。小野⇒野田⇒*と小野⇒*⇒野田と香川のイン突き香川⇒小野・野田・・などを\1400購入。こりゃ当たるぞ!!とニヤニヤしながら比較的空いている2角でレースを待つ。この競輪場は2角側のバックに敢闘門があり、出走選手を金網越しに野次る事が可能。でも、この日は後閑みたなオヤジが陣取っていて盛んに声援を送っていた。号砲鳴ってレース開始。赤番で出口が動き香川の後ろを追走。野田はそのままペースアップで先行。すかさず大井が単騎で上昇!おぉ!!小野と競るのか大井!?!?結局勝てずに失速だったが、ガッツあります大井啓世!!!小野は3角で捲る和田を強烈ブロックし直線に雪崩れ込む。ここで矢張りというべきか香川がイン突き。でも小野も流石に認知しているらしく、すかさず内を締めに行って押し競饅頭。野田粘れ!!野田ぁぁぁぁ!!!!ウトウの熱い視線空しく野田はG前に失速し無念4着。香川を封じた小野が1着で2着には押し競饅頭を尻目に出口が入り3着の香川は決勝を逃す。小野⇒出川⇔野田は持っていたのだが・・惜しいのぅ。野田君!修行が足らんぞ。

 準決勝からは勝利者インタビューがあり小野が再びバンクへ。いつもの事ながらニヤニヤ顔でインタビュー。客からは声援も起こるが根強いアンチ小野ファンからは「武雄の借りを返せ!!コノヤロー」との厳しいヤジ。でも、結局は景品ボール投げになると「小野!!」「小野こっち!!」と媚を売っちゃうんだから競輪ファンって節操がない。そして、ボール投げが終わっても何か欲しくなっちゃうのも競輪ファンの特性。ここでツワモノのジジイ登場!妙に艶っぽい声で「小野ぉぉ~!!パンツ呉れェ!!!」「パンツパンツ!!お前のパンツ呉れぇぇぇ!!!」「パンツゥゥ!」。不運にも小野の汗が染み込んだパンツをまさぐるジジイの姿を想像してしまった一部ファンから失笑が漏れる。この色ボケジジイ!キモち悪いと想ったのか小野は全く反応を示さず完全シカトで自転車に跨り帰って行きました。そして、ジイサマの短い恋も終わりを告げましたとさ。

 もう2つしか残ってないぞ10R準決勝A競走。相性悪い小嶋敬二(石川・74期)登場。GⅡ西王座優勝の山内卓也(愛知・77期)は近況パッとしない。自力は小嶋社長のほか矢口啓一郎(86期・群馬)と渡辺一成(福島・88期)。地元期待の高木隆弘(神奈川・64期)は渡辺番手。人気は小嶋⇒山内が被っている。ちょっと手が出にくいな。買い目が定まらないので矢口の捲り一発などを少々\600購入し昼食。ホームスタンド裏手の建物2Fにある食堂でカレーを食す。うーむ・・普通。こういう場所に行くと、いつもカレーを食うが美味いと思ったためしが無い。でも、優柔不断な性格なのでカレーで決め打ちしてしまう馬鹿なのでした。
 さてさて、スタンドに戻ってレース開始。地元高木を連れた渡辺が果敢に先行。小嶋は最悪7番手に置かれるが※角から捲りを放つ。しかし、これに合わせて中団取った矢口の捲りが炸裂!!矢口が出切る!が番手の森田進(埼玉・57期)が先行番手の高木に捌かれてしまいウトウ車券は終了。結局、捲りきった矢口も失速。ダメだなぁ・・。

 もうはや最終の11R準決勝A競走。泣いても笑っても最後。たぶん泣くのだろうけど。。自力メンバーは武田豊樹(茨城・88期)、佐々木則幸(高知・79期)そして萩原孝之(80期・静岡)。ここはオッズの良い佐々木に期待してみよう。対抗は番手の岩津裕介(岡山・87期)。武田番手の神山雄一郎(栃木・61期)がしぶとく3着入線かな。¥800購入。
 何とか最終レース当ってくれ!!と4角金網で最終レースを観戦。突然後方から声がしてウトウに覆い被さるように寄ってきた人影!?!「よぉ!兄ちゃん!そんなに深刻そうな顔してどうしたんだい!!」変なオヤジ登場。・・??コーチ屋?とも思ったが最終レース締切後にコーチ屋が来るワケないか。顔は縄師(!?)の明智伝鬼似。要するに外見から怪しい。聞いてもいないのに「俺は競輪歴30年だ!」などと連呼し出したので、寂しがり屋のオヤジである事が判明。しかし、こういう輩に良い顔をするといきなり気分が変わって絡んで来る事もあるので、あまり構わないようにしてレース観戦。
「武田って北海道なのに何で茨城なんだ!?」「おーい武田ぁ!!コケろよぉぉ!!!」「バカ武田ぁ!!!」と競輪歴30年とは思えない稚拙なヤジを飛ばすオヤジ。ダメだこりゃ・・家で亀甲縛りの練習でもしてなさい。
 レースの方も武田が佐々木を突っ張って先行。すかさず萩原がカマすが番手の新藤敦(神奈川・62期)が千切れてしまう展開。3番手の岡部芳幸(福島・66期)が中団に切り替え脚を溜めてバックから単騎捲り炸裂!!あーあ。岡部の一発を忘れておりました。結局1レースも当らずに「競輪で起死回生」作戦は破綻。

 無料バスで駅に戻る。今日は晩にムフフな企画を予定しているのに痛い出費。帰りも「まぁいいか」でグリーン車に乗ってしまったウトウ。反省する間もなく・・睡眠。大崎で乗り換えて青物横丁のホテルに戻ってじっくりと入浴(なぜ?)。

 綺麗さっぱりで再び外出。行き先は「浅草演芸ホール」。到着したのは19:30頃。21:00までの興行なので1時間ちょっとは楽しめる。既に入場料が¥1,500に値下げされていたので、支払って入場。丁度「三遊亭金馬」の落語中。席は概ね埋まっていたがどうにか座れた。ちらほらと外国人のお客さんが居たが判るんだろうか??でも落ちの部分で笑ってるから判っているんだな。その後「昭和のいるこいる」の漫才を楽しみ、トリは「柳家小三治」。落語家は歳を取ると声も渋~くなって聞き心地も良くなるんだなぁと関心。21:00をちょっとオーバーして幕が下りる。
 帰り道の街灯には浅草出身の芸人さんの顔写真が並んでいた。ギルガメ治療院・初代院長「なぎら健壱」も浅草芸人だったのか。そう言えば「ジェフ古川」って何者だったんだろう・・・。

 さてさて、ウトウは高ぶる気持ちを抑えつつ地下鉄に乗って五反田(?!)へ。夜の街へ消えるウトウなのでした。
「・・・若~い!!だって○○○○なんだもん。」
「・・・・どのボディコン(?!)・・・・・・いいの?」
「・・また東京に来たら・・・・てね。」
 いやぁ、五反田最高!!東京最高!!!「素晴らしき時」を過ごした田舎っぺウトウは平塚で惨敗したことも忘れ、意気揚揚と帰路に着くのでした。青物横丁付近は何も無いのでJR大井町駅で下車し、中華食堂で豚角煮丼を食し徒歩で青物横丁へ。さっぱりした気分で1:00就寝。良い夢見れそうだ。ムフフフフ。


やすだ すぎお
ギャンブル生活100万円―ギャンブリーマン