ばんば | うとうの競輪日記

ばんば

 公営競技としては全国唯一、北海道4市の持ち回り開催(旭川・帯広・北見・岩見沢)で運営されるばんえい競馬(通称:ばん馬)。体重1tの競走馬が数100kgの重りを積んだ橇を引き、小さな障害(第1障害)と大きな障害(第2障害)を含む200mの直線走路を競走するものです。

 6賭式(2枠単・複、2馬単・複、単・複勝)で、9~10頭立。

 ヨーイドンでスタートした馬はまず第1障害を目指します。小さな山なので殆どの馬が難なく乗り越えて行きます。
 そして、しばらく進むと天王山の第2障害!ここでは全ての馬が一呼吸おくために、手前で一旦停止します。よって、いち早く第2障害に到達することが肝要です。一呼吸おいて落ち着いた最初の馬が進み出すと、遅れまいと他馬も一斉に登り始めます。一気に登り切る馬もいますが、前脚が頂上の平場に掛かったトコロで一呼吸おいてから、もうひと踏ん張りで登り切る馬の方が多いと思います。
 登り切った馬は坂を一気に下り最後の直線!しかし、障害をダントツでクリアした馬が後続の駿馬(!?)に差されることもありますし、力尽きてゴール前に突如止まってしまう馬も居り、目が離せません。
 ちなみに、ばん馬のゴールは馬のハナではなく橇の後端が入線して成立です。

 ばん馬は他の公営競技に違わず赤字が続いております。道営競馬の赤字の巨額さに比べると、そもそもの開催規模が小さいので注目度は低いものの、危機的状況であることに間違いありません。時計台やラーメン同様に北海道の観光資源ですので、来道の際は是非とも見物して見てください。

(2005.06.03)
 本日の北見ばんえい競馬にて過去最高配当、馬単¥220,110が出たそうです。ばんえいも競輪同様赤字です。北海道4市を訪問された際は、是非ともお立ち寄りください。

(2005.08.06)
 むかしは第3障害まであったらしいです。帯広出身の上司談。

鶴見 紘
ばん馬の戦場―北海道ばんえい競馬追跡行