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ノッティンガム大学留学記 Experience at University of Nottingham

旧トロント大学留学期(2012-2013)/現ノッティンガム大学院留学記(2015-現在)

こんにちは。
今日は誕生日おめでとうメッセージを伝えるべく祖母とSkypeをしました。
我が家の戦争一日目で疲れているようでしたが元気そうでホッとしました。

さて、皆さんにとってお意味不明であろう記事タイトルですが、これは我が家にとっての一大イベントを指します(具体的に述べるのは念のため避けます)。
それはまさに戦いと言ってもいいイベントで、私の父がメインプレーヤーになります。
何かと大変で考えることもたくさんあるでしょうが、身体にも気をつけて頑張って欲しいです。
どれだけ大変かは本人ではないので確実なことは言えませんが、普段の話を聞いてる限りその大変さは凄まじいものであるというこは想像に難くありません。
しかしその大変さの中で、父は自分の理念、信念を貫いているように思うのは普段の会話から垣間見えます。私もそれを見習い、私は私で出来ることを、自分のやりたいことを貫くべく尽力していこうと改めて思いました。
離れた地、英国から家族へ、何よりも父へエールを送りたいと思います。

それでは、私的な記事になってしまいましたが、皆様、いい一日をお過ごしください。

えび
こんにちは。だいぶご無沙汰しておりました。

こちらノッティンガムは冬に向けて冷え込んできました。平均で5度くらいでしょうか。
秋をすっ飛ばして冬が猛然と向かってきているかのように風が冷たいです。

さて、大学院の話。
先々週から本格的なModuleが始まりました。
Module(モデュール)とは要はクラス(授業)のことで、必須科目(compulsory module)と選択科目(optional module)があります。もし米国(もしくはアメリカ英語)で教育を受けて、英国に来る人は使用語彙の違いを事前に知っておくと意外とスムーズに行くと思います。なぜならApplicationとかの段階でそういう単語が出てくるからです。
私はGot 1st degree/the upper second/lower secondなどの記載で書類作成の段階で苦労した経験があります笑

また脱線してしまいました、そのModuleについて。
経済学部は特にApplicationにおいても入学後においても条件が厳しく設定されています。
したがって、最初の学期はすべて必須科目を取らなければいけません。
私は計量経済学専攻なので

Microeconomic Theory(ミクロ経済学理論)
Macroeconomic Theory(マクロ経済学理論)
Econometric Theory (計量経済学理論)
Economic Data Analysis (経済データ分析論)

が必須科目です。4つしか授業がないから楽ではと思うかもしれませんが、すべてTutorialや課題が課される、Courseworkという自分のミニ研究論文をそれぞれ書かなければならない等の理由から一杯一杯です。特に内容が中級、上級からスタートのため自分で進んで勉強しなければならないため更に時間が足りなくなるという始末。
他の学部は意外と余裕があるみたいですが、経済学部だけは凄まじいワークロードが課されているようです(そもそもノッティンガム大学院が経済学で高く評価されているからその影響もあるのかも)。
しかし、やはりずっとやりたかった分野をちゃんとした場所、形で学べるということがとても嬉しいです。
これこそやりがいがあるというものでしょうか。
良い成績を出せるかわかりませんが、精一杯学ぶことを楽しもうと思います。

そして!来週は私のPersonal TutorであるProf. Davidに会う予定になっているので楽しみです(学部時代に彼の論文を読んで、その本人が私のTutorになるなんてラッキーでしかありません笑)。

そして私の記憶に間違いがなければ明日が私の祖母の誕生日。今朝無事に誕生日プレゼントが届いたとの連絡を母から受けて間に合ってホッとしました。
お祖母ちゃん、誕生日おめでとう!大好きな祖母には、これからも元気で長生きしてほしいです。

では、今日はこの辺で。
皆様、いい一日をお過ごしください。

えび
こんばんは。
Nottinghamに来てからすでに一週間が経過しました。
昨日は授業の後、金曜日だということでクラスメイト達と飲みに行きました(16:30から)笑
色々と話しましたが「どの統計ソフト使ってた?」とか「卒業論文どんなの書いた?」っていう話題が結構盛り上がって、大学院ぽいなぁと勝手に感じました。やはりみんなそれ相応のトピックや得意分野があって話を聞いてて面白かったです。

この一週間はものすごく早かったです。身の回りのもの揃えたり、キャンパスの地理に慣れたり、授業がもう始まったり、友達作りに勤しんだり、ノッティンガム市を散策したりでてんやわんやでした。
中でも一番恵まれているのはFlatmate(フラットメイト)の人たちです。
私はアパートメントスタイルでお風呂、トイレ、キッチンを5人でシェアしそれぞれに個室の寝室を持っているのですが、このフラットメイト達がものすごくいい人達で居心地がよくてたまりません。皆さん大人なんですね。というのも、この4人全員留学生でそれぞれマレーシア、インド、カザフスタン、ギリシャの出身。みんな留学経験があるし、ルームシェアの経験もあるのでお互いに気をつけるべきところをわかっているのですぐにみんな仲良くなりました。今日もそのフラットメイト達とノッティンガム市を散策してきました。

全体的に好調なスタートを切ったように思います。
唯一の問題は携帯電話。UKでiphone6 SIMフリー(海外のどこでも使えるタイプ)を買おうとしましたが為替関係で日本でオーダーしたほうがいいことが判明したため急遽注文。家族にEMS速達で送ってくれるように頼むメールを即出すことに…。
まあ、既に前の機種は2年以上使ってるので換え時としてはいい時期だと思ったのでこれからのことも思って海外でも使えるように一新しようと思って買っちゃいました。
後は家族からの返信を待つのみ。何だかんだ迷惑かけてしまって申し訳ないです。

今日はこの辺で。皆様、いい一日をお過ごしください。

えび
こんばんは。ただいま英国時間の午後10:00です。
早速、ここ2日の生活を簡単に記事にしたいと思います。

University of Nottingham (以下UofN)は経済学で有名な大学です。
経済学部に在籍している修士課程の学生は例外なく数学が出来なければなりません(一昔前だと一般的に経済学=文系と考えている日本人の方々も少なく無いでしょう)。しかし、実のところ経済学は「社会科学の王様」と呼ばれているくらいれっきとした科学なのです。
そこで本格的な授業に入る前に、Presessional Mathという微積分学や線形代数学などを復習する授業が用意されています。
私の日本の母校ではあまり数学の授業がオファーされていないため、自学ですべて勉強していました。なので少々不安もありましたが、以外にもそこまで苦労する内容ではありませんでした。むしろ、他のクラスメイトに教える側になっていて驚き笑
それがきっかけで友達も一気に増えました。数学万歳 笑

友達も一気に増えた関連で話はそれますが、何より嬉しかったのが、自分の予想以上に英国人に受け入れられたということでしょうか。みんな英国人の中に私一人だけアジア人。同じ学問を志している同志ということもあるのでしょうが、ここまで仲良くしていただいて感謝感謝です。実を言えば、英国人のコミュニティーに馴染めるか最初は不安でしたが、そんな不安はどこへやら。
やはり飛び込んでみないとわからないものですね。英語から日本人だとわからなかったと言われた時は嬉しかったです。

これから経済学の大学院を考えている方々は、是が非でも数学をやりましょう。
統計学、微分積分学、線形代数学は必須です。もし授業がオファーされていなかったら放送大学など頼って単位にするのも一つの手です。私は幸い母校で教授などに直談判して、自分の勉強した内容やノートを見せ、試験を作ってもらい、試験を受けることによって単位を例外的に認めてもらうことができました。
やろうと思えば、いくらでもやれることはあるので、文系に進んだからといって諦めないで欲しいです。むしろ、それくらいで諦めるなら目指すものが違うと個人的に思っています。

話が逸れすぎてしまいましたが、如何に数学が重要視されているかということを私はここで強調したかったので、前半と後半を読んでいただければわかると思います。
同時に、このUofNでのPresessional Mathで如何にそれが真実かも実感しました。

ということを長々と今日友達と数学を一緒に勉強しているときに考えたので文字におこした次第でした。

グダグダになってしまいましたが、皆様いい一日をお過ごしください。

えび
皆様、お久しぶりです。
2013年にトロント大学留学を終えたえびでしたが、この度、母校を卒業し、英国のノッティンガム経済大学院(University of Nottingham)に進学することになりました(著者本人はまさかオファーが頂けるとは思っていなかったので飛び上がるくらい嬉しかったです)

さて、私が入学したコースはMaster of Science in Economics and Econometricsというコースです。日本語で敢えて言えば「理学修士:経済学及び計量経済学専攻」というものになりましょうか。
経済学としてはノッティンガム大学院は世界でもトップ層にいる有名な大学です。
ちなみにかの「グレンジャーの定理」で有名なノーペル経済学受賞者グレンジャー教授(Sir Clive Granger)の母校でもあります。

トロント大学で得た経験と、その後に出会った恩師との指導を通じてこの大学に研究者の卵として通うことになりました。
またここで駄文ではありますが私の経験や思ったこと、ノッティンガム大学院を目指す人や進学を考える人達にとって有益な情報を更新していきたいと思います。

最後に、ここまでサポートしてくださった母校の恩師、そして何よりも家族に最大の感謝を意をこの場を借りて表したいと思います。
皆様読者も何卒これからもよろしくお願い致します。

それでは、いい一日を!

えび