ショクパンのワルツレビュー 今日は、「鬼がひそむ教室」です。
私は、all aboutいじめ問題担当ガイドとして、またいじめから子供を守ろうネットワークいじめ防止指導員として活動をしています。
たまたま、先日娘から勧められた小説が現代のいじめについてよくわかる内容だったので、レビューをしながら、現代のいじめについて解説していきたいなと考えています。
レビューに戻ります。
新型インフルエンザで入院中のユウキは、3週間ぶりに学校に戻りますが・・・
なんと・・・
いじめっ子たち、そして傍観者たちはこの「新型インフルエンザ」もいじめのネタにします。
いま、世間でもコロナウィルス関連で、武漢からの帰国者を受け入れたホテル関係者や、医療従事者の子供がいじめのターゲットになっているそうですが、いつのまに日本人の心はこんなに卑怯になってしまったのでしょうか。
クラスのいじめは、表立ってユウキをいじめるのではなく、なんと全員でマスクをして、ユウキを迎える、給食を一緒に食べないなどです。
そして、ここにも無神経は言葉を発する担任が出てきます。
退院してきたユウキを、「無罪放免」というのです。
病気は罪ではないし、こういうデリカシーのない大人の言葉が子供のいじめを助長するんですよね。
そして気になる同級生が二人登場します。
青山晃太郎 典型的ないじめっ子です。この子がいじめグループのリーダーで、力が強い、声もおおきい。
この子が、ユウキをいじめのターゲットにしようと決めてから、傍観者たちはこれに従いうという図が出来上がっています。
湯浅真知 優等生です。医者の娘で、皆が白いマスクをして、ユウキを病原体扱いしている中、最初にマスクを外して「こんなことを明日からやめる」と言ってくれます。
この二人が、これからいじめ問題を解説するにあたって、重要な役割を果たしていきますので、どうぞ覚えていてください。
それでは、今日はこの辺で。
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