N氏、結婚おめでとう。
いい機会なので、祝辞を送ります。
出会って10年。
女友だちにしては珍しく恋愛話をすることも少なく、
時には彼氏よりも時間を共有していたおもしろい関係。
覚えているかい。
って忘れようがないけどあの日々のこと。
N氏と私、K氏で過ごした大学最後の夏。
くだらないことで騒いで彼に多大な迷惑かけながら、
毎日笑って暮らした部屋。
今じゃ全く知らない後輩が住んでるんだろうなぁ。
将来への不安も現状への不満もない、
一瞬一瞬の楽しさを追ってたうちらは、
バカで世間知らずだったけど、羨ましい存在だよ。
それぞれが歩んできた道の上で出会って、
濃い4年を一緒に歩み、
またそれぞれに歩んでいくのかと思ってた。
でも5月、N氏とK氏は結婚しました。
想像もつかなかった展開。
いや、わかりきっていた展開。
これを運命と言うのでしょう。
特別な言葉は何も送れないけど、
2人が結ばれて心から安心しました。
あいつにはあんたしかいない。
あんたには他にもいい男がいたかもしれないけど、
あんたしかいないあいつは、
あんたを誰よりも幸せにするでしょう。
結婚式当日は快晴で、穏やかな日だったね。
心なしか夏の訪れを感じさせる、
あの日に戻れるような気にさせる風が吹いてた。
3人で見た花火の音が遠くで聞こえる。
あの夏はまぎれもなく「若者のすべて」だったよ。
何年経っても思い出してしまうよ。
その時間を3人で過ごせてよかった。
結婚おめでとう。
無理のない、くだらないままの2人でいて。
何も飾らない、そのままの2人が好きだから。
そしてまたいつか最高の夏を過ごそう。
2人のもとへたくさんの笑顔と幸せが訪れることを願ってます。