同じ名前のコンビニの店員。
あたしは、それ以来、そのコンビニには行けなくなった。
10年前に見た桜の景色が頭の中でグルグル回って
偏頭痛はやってきた。
すぐ傍で心配されてる気がして何度も部屋中を見渡した。
別れはいつだって突然訪れる。
あの日から、あたしは’本気’を忘れた。
それを叱りに、度々あなたはやってくる。
あの日の姿のままでやってくる。
5年程前。
鳴るはずのない電話が鳴った。
誰に何も言えるはずがなかった。
それから1カ月もしない間に届くはずのないメールが届いた。
あっという間に11年目を迎えようとしている。
もう心配しないで。
しっかりと目を瞑って話すから。
昨日が最後の夢だった気がした。
なんとなく隣にいた気がした。
嘘みたいだけど、証明した熱。
春がきたら、さくらに逢いにいっておくね。
