宇都くんの創作小説

宇都くんの創作小説

宇都くんの創作短編小説置き場。パロディだったり思いつた物を書くだけ書いておいてる。色々ごちゃまぜ。

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ムカつく。気に食わない。腹立たしい。癪に障る。殺したい。

アイツに向ける感情はこんなものだった。喋り方はイライラするし。人の事を煽る、バカにする、仕事はサボるし人の邪魔ばかりする。それなのに、それなのにアイツは天才で、なんでもソツなくこなしてしまう。

それがとても不愉快極まりない。

そしてアイツも俺が嫌いなようで、よく殺し合いをしてはほかの仲間に止められる。
そう、俺はアイツが嫌いなんだ。そのはずなのに

「ちょ!マーさんマジないってーマリカーでずっと逆走してるやつ初めてだわ。さいこーぶふっ!ギャハハ!!」

「う、うるさいな!ベルちゃん!ワタシはちゃんとコース通りに走ってるよ!コレの故障だよ!」

「こ、しょ、う、と、かっやばっぶっははははは!つ、ツボった、ははっははははは!」


目の前で仲良くゲームをしている。アイツとマーモンさん。どうやら機械オンチのマーモンさんがマリカーのコースを逆走しているらしい。それも一周目からずっと。機械オンチとはいえ、流石にそこまでとは…少し引いてしまう。
というかアイツの笑い声がとてもうるさくて耳が痛い。

「はぁー笑った。あのなー?マーさん。そこはー…」

見かねたアイツがマーモンさんの背後に覆いかぶさり、手を添えて操作方法を教えている。

―ズキッ―

その光景を目を捉えた瞬間、何故か胸が痛くなった。

「で、こうするわけよー。マーさんわかったー?理解したかにゃー?」

「今度は大丈夫だよ!さぁ!来い!ベルちゃん!」

そう言ってアイツがマーモンさんから離れると胸の痛みは無くなったが、妙な苛立ちがふつふつと沸いてきた。ムカつく。何に腹を立てているのか、自分でもわからないのが、またイライラする。
原因は多分アイツなんだろう。

「うわーマーさん見てみろよーくそガキちょーコワイ顔してんでだけどー般若だよ般若」

「うるせぇ。クソみたいに体調の悪そうな顔のサボり魔に言われたくないな。死ね」


イライラしていたのが、顔に出ていたらしい。それをアイツに言われるのがまた更にイライラする。のに、何故か嬉しかった。

「はぁ?ベルさんのベリべりキュートな顔が体調の悪そうな顔ーーー???お前の目節穴だろ」

「はっ鏡見てから言えよ。サボり魔が。てめぇの顔のどこがキュートなんだよ。それこそ目が節穴だろ」

目の端でマーモンさんがやれやれ…と項垂れている。
俺もアイツも手に武器を持って、今にも相手に飛びかかる寸前だ。

気に食わない。このイライラもアイツに感情を振り回されるのも、この感情がなんなのか、なぜ腹が立つのか、それはわからないが、目の前の気に食わないアイツを殺してから考えることにした。





――――――――――
2人とも無自覚で歪んでるねぇ…。
と思うマーモンさん。


ルシファーは無自覚だといいなと思って書いたけど、とてもグダグダでした。