前回の答え合わせ。


 

始めに結論


以前記事にしたこれ。書いたのは5話時点。

7話の今回はその答え合わせだったのかな、と。


結論から言うと、僕の解釈は当たっていたのかなと思います。追記部分は外れている可能性が高いですが、当初の仮説が一番近いです。


 

他の方の仮説について

まず先に、多くの方が考察されている「電波塔事件にて千束に人工心臓が埋め込まれた説」ですが、上記記事でも触れた通り、千束が電波塔事件でゴム弾を使っていた(不殺の)説明が出来ません。何故かみんなこの事に言及しない。



「ゴム弾(不殺)→電波塔事件→アラン機関」だと説明がつかないのです。

「アラン機関→ゴム弾(不殺)→電波塔事件」にする必要があります。



仮に何らかの理由で不殺を貫いていて、その後に電波塔事件で心臓に怪我を負い、アラン機関に助けられた説も考えられなくはないです。

ただそうすると、電波塔事件前後で千束の不殺の理由が変わる事になります。

可能性はあるけど低いかなと。


 

時間を奪うのは気分が良くない?

千束は7話でこう言っています。

「私も頂いた時間でヨシさんみたいに誰かを…」



これは4話で千束が言っていたセリフにも繋がります。

「誰かの時間を奪うのは気分が良くない」



最初、僕は千束が誰かの時間(命)を奪った事に対する後悔の念から来ているのかと思っていました。ただそれだと「気分が良くない」のニュアンスの解釈が難しいかなとも感じていました。


でも7話のセリフで確信しました。千束は自身が時間を貰った事で幸福(良い気分)を感じていたのでしょう。なので逆の意味にあたる「時間を奪うのは気分が良くない」に繋がります。

「時間を頂く」と「時間を奪う」は対義語です。二つの単語が意図的に使われたと考えるのが妥当だと思います。


 

吉松とミカの意図と絡めて

【吉松】

吉松については上記記事にて大体説明しているので、追加で語る事はほとんどありません。

15年間以上前からミカと知り合いだった(ジンの素性を知っていたため)事くらいでしょうか。




あと強いて言えば、当日の吉松が今ほど擦れていないというか、純粋にアラン機関の一員として責務を全うしているように見えます。

そう考えると5話のように千束に特別な感情を抱いていないようにも見えますが。


【ミカ】

ミカはもっと複雑です。この人ずっと複雑ですね、苦労が絶えません。


話の前後はともかく、ミカは千束に対してかなり特別な感情を抱いているようです。愛情とも取れるような、まるで本当の親子であるかのような。


そんな千束はアラン機関の手によって救われます。しかしそれはアラン機関から使命を託された事と同義です。千束の命を救ってもらったとはいえ、あまりにも残酷な道へと足を踏み入れた事になるのでしょう。



千束は自身を救ってくれた吉松のように人を殺めない道(不殺)を選び、ミカもまたそれを支援するため、ゴム弾を提供します。千束は自身の運命(使命)を決めるにはあまりに幼すぎます。少しでも時間が欲しいと願ったのかもしれません。


「(千束の使命を問われ、)それは千束が決める事だ

そして7話で吉松に詰め寄ります。


「千束が望む時間を与えてやろう!」

人を助ける時間ですかね。

最後に、バーに戻った千束に何で黙ってたのか聞かれたところ、こう返しました。


「それが、君を助ける時の条件だった」

これは4話での吉松とミカが交わした約束ですね。
なぜ千束に内緒にする必要があったのかはわかりませんが。

要約すると、

・ミカは心臓に問題を抱えている千束を助けたかった
・アラン機関に、千束に内緒にする事を条件に千束を救ってもらう
・アラン機関によって救われたが、使命を与えられて複雑
・DA入りした千束の不殺に協力
・使命は千束に決めさせる
・吉松にバレて板挟み

こんな感じですかね。

現時点でのミカに対する考察もこの辺までにしましょう。


答え合わせのつもりが結局長くなってしまいました。
大体ミカのせい。この人いろいろ抱えすぎ。


【追記】
吉松が千束に人工心臓を与えた事について、気になる表現をしていました。
「あの心臓だって、アランの才能の結晶」
です。

最初僕はこれについて、人工心臓に何らかの才能が含まれていて、それと千束の才能が組み合わさって今の千束の才能が形成されたのかと思いました。

けど今はちょっと考えが変わっていて、「アランの才能の結晶」とはアランチルドレンの才能のそれ、と捉えています。
要は他のアランチルドレンによって作られた結晶が、千束に埋め込まれた人工心臓って事ですね。

あまり本題と関係ない話に感じて来たので、この話はここで打ち切ります。