今回はなるべくポジティブに行きます。
感想記事では原作既読勢として差異のあるところを中心に書きましたが、今回は未読勢の立場に立っての感想も交えます。
【1話Aパート】

原作1話です。
ここは前回も話した通り、最初の二人の関係性ときょうだいルールについての説明回でしたね。
尺的な問題もあって若干はしょり気味な部分はありましたが、ポイントはしっかり抑えられていたのでとてもわかりやすい回だったと思います。
原作未読税に対して、この作品のベースや楽しみ方がわかる良回でした。
後半部分(結女が水斗の部屋から出ていったあと、入学式になってからのシーン)については、原作3話の話としてまとめるので後ほど。
【1話Bパート】
前半部分も原作3話の話なのでこちらも後ほど。

メインは原作2話のバスタオル回。PVでも散々出てきたあのシーンです。
ここなんですが、今振り返るととても面白い回だったんだと思いました。映像描写をフルに活かして結女の可愛さ(エロさ?)を表現しつつ、戸惑つつもつい結女に目が行ってしまう水斗の初々しさも魅せつつ。途中から調子に乗った結女が自爆しだし、最後には二人でイチャつくところまで持っていっているので、映像化としてはほぼ完璧でしたね。
では何故僕が当初微妙な反応だったかというと、一つは内容を知っていたがゆえ展開を知っていてさほど新鮮味がなかった事。でもこれは原作読んでるんだから当然の事なのでおまけみたいなものです。
一番の問題はPVで散々見せられすぎた事。お恥ずかしながらあれを見てこの作品に興味を持ち、あろう事か原作まで読んでしまった身としては強くは言いづらいんですが、PVであのシーンを見せられすぎたが故に新鮮味に欠けてしまったなと。あのシーンを宣伝として使いたい気持ちは充分にわかりますけどね。
PVを見ずに原作未読勢としてあれを見ていたらとてもインパクトの強い良回でしたね。
【2話Aパート】
アバンはまたもや原作3話の話なので以下略。こんなにバラバラに構成してしまった事が一番の問題なんですけどね。まぁ後で触れます。
メインは原作4話の体力テスト回。

結女の高校デビューの裏で努力している事、それ故に無理しすぎて倒れてしまう事、最後に結女と暁月が「結女ちゃん」「暁月さん(ここでは呼ばないけど)」呼びになる事が描かれています。
これも結女と水斗の内面に触れる回だったとは思うんですが、個人的にここはカット出来たんじゃないかなぁと。
エピソードの内容がどうこうじゃないですよ。ただ原作持ちなのである程度はしょりながら消化していかなきゃいけない以上、どこかしらカットしなきゃいけない回があって、今のところこの回くらいしかカット出来ないんです。
先程も言った通り、ここでのキーは結女が努力していて、結果無理して倒れる事、名前の呼び方が変わる事なんですが、これはまるっとBパートで暁月に言わせれば済む話だと思うんです。
暁月「結女ちゃん熱出したの?」
水斗「結女ちゃん?」
暁月「体力テストの時に仲よくなって。あの時無理してたからなぁ」
こんな感じで。他の改変よりはずっとマシ。
映像描写についても別段際立つところはなかったので、個人的には若干消化不良です。ここ使うなら原作3話を丁寧に描いてほしかった。
あとどうでも良いけど結女のカッブはDより大き…、何でもないですゲフンゲフン。
【2話Bパート】
原作5話、結女が熱を出す回です。
ちなみにこれは原作でも触れていないんですが、結女が高校デビューして無理をしつつ、体力テストでプライドを捨てきれずにさらに無理をした結果倒れてしまったんだと解釈しています。

まずは川波と暁月の絡みのシーンから始まります。
感想記事でも言いましたがここで驚きの原作改変が行われたんですが、本題ではないので割愛。
まぁここは見ての通りの結女デレデレ回ですね。
結女可愛い、以上。で済ませて良いレベル。
途中までは熱のせいか恥ずかしいのかずっと顔が赤い結女、後半は顔色が戻っているのに水斗に我がまま言い放題の結女、最後は水斗にからかわれて恥ずかしがる結女。
顔色の描写で結女の状況を上手く伝えられている点がアニメ化ならではの魅力だと思いました。
最後の水斗の「リクエストを聞いてやろう」のくだりが原作通りであれば、尺を考えたら完璧だったのでそこだけが心残りです。
結局のところ原作未読勢は感じた感想そのまま、好きな人にはぶっ刺さる回だと思います。
【原作3話】
さっきからちょいちょい出てきている問題の原作3話、一言で言うとブラコン発言回です。
内容自体は全く問題ない良い話なのですが、ここの一番の問題点は感想記事でも書いた通り、内容が分散しすぎて一つの話として繋がっていないという事です。
これはアニメの描写云々である以前に制作側の問題。
本来の流れを説明すると、
〈1話Aパート〉
・高校に入学した二人、首席の座を奪われた上に結女の高校デビューを間近で見ていて何となく面白くない水斗
・水斗にマウントを取って満足しつつも、下心を出して近づいてくる男子に困っている結女
・さらに、結女に近づくために水斗を利用しようとしている男子がいる事に気づく水斗と結女
〈1話Bパート〉
・水斗が馬鹿にされている事に腹が立ち、ブラコン発言をする結女
・結女は水斗にゾッコン扱いになり、結果的に水斗に近づく男子はいなくなる
※ここまでは問題ないと思います。ただアニメだとこの間にバスタオル回が挟まります。
〈2話アバン〉
・川波に言い寄られた水斗が他の男子と同じ目的だと勘違いし、結女には近づかせない発言をする水斗
・誤解だと否定する川波と、水斗の発言に顔を真っ赤にさせる結女
こうやって書くと流れがわかりやすいと思うんですが、アニメで観ただけだとこの流れを理解するのはやや困難かと。1話は良いのですが2話アバンが唐突すぎる。
アニメだとバスタオル回の前に中途半端にぶち込むから問題なので、これを解決するには1話で中途半端にやらずに、2話Aパートできちんとこの回をやってしまえば良かったんだと思います。
先程言っていた体力テスト回をカットすべきという提案がまさにここに繋がります。
アニメ1話できょうだいルール回とバスタオル回、2話でブラコン回と熱回。んで体力テスト回はカット。
そうするときょうだいルール回とバスタオル回の尺のに余裕が生まれ、きょうだいルール回で二人の過去回想もできるし、バスタオル回で結女がきょうだいルールを行使する余裕すら生まれます(実際どう描写するかは別問題)。
ブラコン回を自体はこれも良回なのでね、見せ方次第で充分面白くなったと思いますね。
【アニメ3話】
感想記事で若干のネタバレをしていますが、順調に行くとAパートで僕の大好きなコメディ回が来ます。これこそ映像で観たかった。期待しています。
Bパートも見せ方次第では充分面白くなるんじゃないかと。映像描写だからこそ出来る見せ方に期待したいですね。
結局ポジティブに書けてましたかね?
どうしても原作3話に言及せざるを得ないのでなかなか難しかったですが、今後もなるべくポジティブに感想を書いていきたいと思います。
正直なところ原作が大好きなので、アニメにも期待していて。ネガティブ発言は愛情の裏返しと思ってください。
【2022/07/18追記】
第3話のPVが公開されました。
もしかすると期待以上の回になるかもしれません。
まず恐らく、上記の予想通りの内容をやると思われます。
その上で、PVでの映像と二人のセリフの掛け合いの内容から、やらずにいたバスタオル回のラストをやる可能性も浮上してきました。
やらないと思って思いっきりネタバレしていました、大変申し訳ございません。
3話Aパートの流れからであればその展開に持っていける可能性も充分にありえます。
そうするといろいろ解釈が変わってきます。
原作改変と思われていたほとんどが、ただの順序変更による物語の再構築なのかもしれないのです。
本来かなりの原作改変で僕も問題視していた川波の恋愛はROM専発言も、今後の順序変更による展開次第では無理がなくなる可能性が出てきます。
恐らくアニメ4話にて違和感なく話を展開出来れば問題はほぼなくなります。
原作3巻への影響は相変わらず残りますが、そもそも原作未読の視聴者はその時点でそんな事は忘れているでしょう。
てか展開変更されると原作改変だと思ってどうしてもネタバレしちゃうんですよ。
困った作品ですよ、ええ。