やっちまったな。

 

※連れカノの感想記事しか読んでいない方、今回は画像を貼っていますよ。


【感想】

初めに。

いろいろネガティブ発言が多いですが、普通にラブコメアニメとして面白いと思います。

ただ原作既読勢としては、尺の都合でカットされている部分は仕方ないとしても、入れられるはずの良いところをカットされたり改変されたりともったいない点が見受けられるので、ちょっと残念かなと。


単純に魅力的なキャラが動いているだけで楽しめるんですが、映像描写の強みとなる演出面でのプラスアルファがあるとより良い作品になる一方、今のところそれが見受けられないので、今後はそこに期待したいです。



それでは本編。


僕的には相変わらず結女に違和感(今回はさすがに日高里菜の演技だと思う)がありました。



もうちょっと日高さんの地声に寄せた方が違和感なかったように思えるんですが、ツンツンしているキャラである以上はあのくらいの方がキャラに合うのかもですし、デレモードの時は違和感なかったので総合的にはありなんですかね、今のところは僕はまだ慣れません。


キャラ紹介は後述しますが暁月と川波については違和感なかったです。

川波役は安定の岡本信彦。

暁月役の長谷川育美はエイティシックスのレーナ役のイメージしかないのですが、レーナよりは低めの声でありながら明るいキャラが自然だし。地声はさらに低いので役目作りとしては充分ですね。

それ故にやはり結女がちょっと…。


ストーリー的には原作を読んでいるので大筋わかっているのですが、今回はかなりの問題な原作改変があったのでそこがかなり気になりました。これも後述。


まずは新キャラ紹介。


【南暁月】



結女の親友ポジション。5巻(今期終わりのもうちょっと先)くらいまでは結女に一番近い同性の友人です。

とある問題を抱えた女の子ですが、その話は次回以降から出てくるはず。


【川波小暮】



水斗の数少ない友人ポジション。水斗に近しいキャラは結女を除くと川波と後に出てくるいさなだけなので、水斗が意識していないところで意外と存在感を発揮します。

【暁月と川波】


いきなり仲良くしていますが、原作だと「中学時代で同じ塾」という設定があるので、別にそこカットしなくても、と思いました。


あとこの二人に関しては今回とんでもない原作改変をしています。


川波が水斗と仲良くしているのに対し、


暁月「伊理戸くん(水斗)と仲良くして結女ちゃんとお近づきになろうとか思ってるんでしょ?」

川波「俺、恋愛はROM専だから」


と返していますが、暁月は川波の恋愛遍歴(何故川波が恋愛ROM専なのか)を知っていて、結女に近づく意図がない事もわかっているので、この発言はありえません。


この改変はアニメ3話か4話で早速問題になるし、原作3巻をほぼすっ飛ばすフラグにもなっているので、どういう意図で改変したのかが分かりません。



以降は原作とも絡めたストーリー解説のお話。


【前回の改変点】

これは前回の感想でも言ったのですが、バスタオル回で水斗がきょうだいルールで「負けた」と言っているにも関わらず、結女がそれを行使していません。

厳密には今後の展開(恐らく次回)で使う可能性もありますが、まぁなかった事になるでしょうね。

いろいろ詰めが甘い。


【Aパート】

水斗が結女にいろいろ気遣うシーンが多く、何やかんやで微笑ましいエピソードでした。


初めは原作3話ラスト。

ど頭から違和感のあるアバンでしたね。

水斗に近づいてきた川波に対し、



「君みたいな軽薄そうな奴は、絶対に結女には近づかせない」と言っており、結女への気遣いとはいえこれがあまりにも突然過ぎました。
原作だと前回のBパート頭のブラコン宣言の直後に来るシーンなので水斗の発言は自然なのですが、アニメ1話の話の順番を入れ替えた(本当はバスタオル回の後にブラコン回)弊害が起きています。
バスタオル回を前回のメインに持って行きたかった意図はわかりますが、もうちょっと考えて構成考えてくださいよ。

そして地味に後ろで顔を赤くしている結女。かわいい。

その後の体力測定シーン(原作4話)。


運動オンチを隠すため、この日の為に寝る間も惜しんで練習してきた結女。
結果として人並みくらいの成績を残せてホっとしています。


運動直後からなのか既に体調に問題を抱えているからなのか、この辺から結女はずっと汗をかいていますね。


結局全部終わった直後に水斗が結女を支えるシーンてすが、ここの解説を暁月がしてしまうので何となく陳腐になってしまいました。
原作だと結女のモノローグで語られており、普段はいがみ合っているのに何で?って感じが出ていてより印象深くなります。


水斗の「目、隈出来てるぞ」「嘘だよ」のセリフにより、結女が最近無理している事に気づいていて、だから結女が最後倒れた時に支えてあげられたんですね。


なお、今回に関しては回想シーンがなくても問題ない回でした。


【Bパート】

結女が熱を出す回(原作5話)。

結女さんのデレデレモード全開でいちゃついていましたね。既に隠す気ないやん。


本編は暁月と川波が本格的に絡みだすシーンから(詳細はキャラ紹介の辺りを参照)。




熱を出している結女が、かつてお見舞いに来てくれた水斗に重ねて「伊理戸くん…」とつぶやくシーン。本来ならきょうだいルールに引っかかりますが、病人という事でノーカンになります。


その後、お粥を作ってあげた上に結女に食べさせる暁月。一見自然なシーンてすがこの距離感が次回への伏線になっています。


やっと出てきた中学時代の二人の過去回想。まずは二人が初めて出会うシーンから。


その後、デートを重ねる二人。ここは伏線になっている可能性があるので気に留めておいても良いかも。


そして別れたはずの二人が再開するシーン。やっとここで一話冒頭に至る二人の関係が語られました。
PVで出てきていたシーンとはいえ、カットされたらどうしようとハラハラしましたよ、ええ。


現在に戻って、喉乾いたとかいろいろ我がままを言う結女さん、既に顔色戻ってますね。策士です。



いろいろ騙された後、「部屋に戻る」と言った水斗に対して結女が「勝手にどこか、行っちゃダメ」と返しています。


原作だと水斗は「じゃあ僕は部屋に戻る」ではなく「じゃあ夕飯用意してくるから…一つだけ、リクエストを聞いてやろう」と言っていて、結女が敢えてちょっとニュアンスを変えて「勝手に…」と返答をしていました。

ここも好きなシーンなんですが、何故改変したんですか(泣)。


なおここはもう少し細かい説明が必要で、一応回想でもちらっと出てきてはいるのですが、



原作の回想だと、付き合っていた頃に結女が熱を出した時に結女が「寝付くまで手を握ってて」と言ったんですが、起きた時には水斗がおらず(親が帰って来る直前に帰宅していた)、結女が寂しがっていたというエピソードがあって。


それを踏まえての「勝手にどこか、行っちゃダメ」なんですけどね。ここが説明不足なのでインパクト半減でした。せっかく回想入れたんだからここまで踏み込んでほしかったですが、まぁここはさすがに尺の問題ですね。


【次回】
若干のネタバレになりますが、原作6話の下着回がカットされないか心配です。
これ自体はとてもしょうもないエピソードでして、これがあってこそ今回のAパートみたいな真面目回が活きると思っていて。
あとこれがないと原作1巻クライマックスのデート回に繋がらないのでさすがにやるとは思いますが、原作の消化ペースを考えると油断は出来ません。


2話でここまで改変が行われていくと不安が大きいですが、良い意味で期待を裏切ってくれる事を祈ります。