小売業にせよ製造業にせよ、マーケティング戦略を構築する際、自社を取り巻く経営環境を分析することが常套です。
いわゆるSWOT分析です。
SWOT分析そのものについての詳細はここでは割愛しますが、簡単に言えば自社の現状を外部環境、内部環境の両面から客観的に見つめなおそうというものです。
そのうえで、今後自社はどのような方向へ進んでいくべきか考えましょう、という最もオーソドックスでよく知られたマーケティングの「いろは」です。
その分析要素のひとつに、自社の「強み」があります。
経営者の皆さんにこのSWOT分析をしていただくと、意外なことに自社や自店の「強み」があまり出てこないのです。
逆に「弱み」はどんどん出してこられます。
これは日本人独特の謙虚さと言っていいのか、それともマイナス志向とでもいうのでしょうか?
皆さん、よくそれで毎日、お店を開けてお客様をお迎えになられますね・・
そんなにあなたのお店は、つまらないのですか?
と言いたくなります。
もちろん、「弱み」もきっちり把握し、克服しないといけないのですが、それ以上に、「強み」であるお店のいいところをもっと見つけ出し、それを伸ばしませんか?
と言いたいのです。
また、「強み」をあげられた方でも、ほんとうにそれがあなたのお店の「強み」=魅力、いいところなのかもう一度見直してみることも大事です。
勉強でもスポーツでも、苦手を克服するのは辛いですが、得意なことをもっと伸ばすのは楽しいですよね。
同じようにお店のいいところ=「強み」をもっとお客様にアピールし、それを売りにしていくことは楽しいことではないでしょうか。
お店の「強み」はまさしく「繁盛の種」なのです。
