ヒサのブログ

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秘伝のタレありますか?

だんご屋さんでも鰻屋さんでもなくても、どのお店にも、会社にも秘伝のタレは必ずあります。

例えば、スマホ。

日本メーカーのスマホは韓国製品やiPhoneに押され、さみしい限りですが、韓国スマホもiPhoneも中を開ければ部品のほとんどが日本製というのは周知のとおりです。

いくらトップシェアの機種でも、日本企業の部品がなければ存在できないのです。

海外企業が真似ようとしても真似できないのが、日本のモノづくりです。

そこには、海外企業が真似たくてもできない、決して外からは見えない日本企業ならではのモノづくりの精神、つまり秘伝のタレ

が綿々と受け継がれています。

その技術や技能を内緒にするとか秘密にするとかではなく、仮にオープンにしても恐らく理解できないであろう日本独自の文化が息づいているといえます。

そして、それが、他を寄せ付けない競争優位となります。

お店や企業もそうです。

外から見てもわからないそこだけの秘伝のタレがあるお店や企業はとても強いです。

それは、なにも技術や技能だけではありません。

その店だけしかないオンリーワンの商品やサービスはもちろん、やさしさあふれる店員さんの笑顔、気持ちのいいおもてなし、いついかなる時でもきれいに清掃されたトイレ・・・

真似ることはすぐにできるかもしれないですが、続きません。

なぜなら、文化がないからです。

秘伝のタレの隠し味は、その店、その企業だけの文化です。

もし、 秘伝のタレがなければ、これからそれを作ればいいのです。

何年も何十年も受け継がれていく、わが店、わが社だけのタレを。



ある鰻屋さんについて書こうとして、”鰻の季節にはまだ早いですが・・・”

と書き始めたのですが、では、鰻の季節とはいったいいつなのだろうか??

そんなの土用の丑の日、7月、真夏に決まっている!

もちろん、そのとおりで異論はありません。一般的には。

では、いったい、鰻屋さんというのは、それ以外の一般的ではない時期にはどうしているのでしょうか?

残りの11か月は閉店状態なのでしょうか?


神戸に若き経営者が営むある鰻屋さんがあります。

厳密には、他の川魚も扱っているので鰻専門とは言えないのですが、現実には、かば焼き、うな丼、かば焼き弁当など鰻を使った商品がメインです。                                 

高級なイメージと価格で消費者には敷居の高い鰻の季節でなくても鰻を買ってもらうためにはどうすればいいのか?

若き経営者は常に考えていました。

ある時、お客さんに鰻のイメージについてアンケートをとってみました。

その結果、

「夏」「スタミナ」「高級」・・・など、ありきたりな答えが多い中に、「手間いらず」という答えがあるのを見つけました。

実は、鰻は「手間いらず」なんだ!

手間いらずですぐに食べられる、しかもおいしくてスタミナがつく”ごちそう”。

そこで、今まで高級で高いとイメージの鰻を弁当にして800円、850円、1000円などのリーゾナブルな価格での販売をはじめました。

しかも宅配までやってしまう。

クリスマスには・・・ お正月には・・・ お花見には・・・ 母の日には・・・ 
宅配ピザの代わりに鰻を思い出してもらおう。


常識や当たり前、前例にとらわれないパラダイムのシフト、そこに繁盛の種が芽吹いてくるのです。






この度、(株)全国商店街支援センターより商店街よろず相談アドバイザーへの登録依頼がきました。

近日中にアドバイザーとして登録される予定です。                              

この制度は、                                                   「商店街や中小企業庁及び全国の経済産業局からのアドバイザー派遣要請に応じて、全国47都道府県の商店街等に専門家を派遣し、商店街の活性化を図るために様々なアドバイスを行います。」                      というもので、以前の商業活性化アドバイザー派遣事業に代わるものです。                        

アドバイザーからは以下のようなアドバイスが受けられます。

(1)商店街活性化のための一般相談及びアドバイス

   ・商店街活性化に係る問題の所在及び絞り込み

   ・上記検討のための現状分析

   ・問題の特定と活性化の方向性の具体化                               


2)活性化の企画等のアドバイス

  活性化計画等の策定に係るアドバイス

  例) 活性化コンセプト・テーマづくり、商店街イメージづくり・CI戦略、

    街並み・景観形成空き店舗対 策

    (空き店舗活用、チャレンジ ショップ、テナントミックスなど)

  イベント等集客力向上に係るアドバイス

  例) 各種イベント、広告・宣伝、共同売出し

  その他、活性化に係るアドバイス

  例) 顧客の管理事業(カード事業、スタンプ事業など)、共同宅配 サービス              


1商店街につき最大5人日、年間5回まで無料です。

主に、集客や販売促進などソフト事業についてのアドバイスが中心となっています。

詳細は、(株)全国商店街支援センターのHPをご参照ください。

http://www.syoutengai-shien.com/support/00.html  

商店街はもちろん、構成する個店を元気にしたいというご相談も歓迎です。

ぜひ、有効にご活用ください。

私もご期待に添えるよう、ベストをつくします!

よろしくお願いいたしますニコニコ