いやいや。
久しぶりの登場ですいませんね…A=´、`=)ゞ
〆月ってのは何かと忙しくて帰るのが大変なんですよ。
言い訳ですよね。。。。。。。うぇぇぇぇぇ~ん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そうですよぅ。サボってたんですよ。
同中との飲み会やクラブパーティーとかで寝てないのよ…
でも楽しかったからいいよね。
今回で『世界の終わりを、キミと…』は最終回になります。
そして、私の彼氏いない歴も終わりを迎えるだろう。
乞うご期待DANE(o^-')bチェキ
『世界の終わりを、キミと…』
21.
気が付くと、俺の体は宙に浮いていた。
俺の前を行く天使が俺のほうに向きを変えて言う。
『さてと、アナタは見事天国に行き生まれ変わる事ができるわよ。良かったわね』
この天使はサチがあの廃屋で呼び出した天使だ。
この天使のおかげで俺は死んだ今も人の面倒を見ないといけなくなった。
『あんた、サチに挨拶しなくていいのか?さっきチャンスだったんじゃないのか?』
俺は試しに天使に言ってみた。
『うるさいわね。天使は人間と関わりを持ってはいけないと言ったはずよ』
『はいはい。天使ってのは堅苦しいことで』
サチといた時間は本当にわずかだったけれど、それは掛け替えのない時間だった。
俺もサチもきっと一生忘れない。
サチが俺と出会って、俺といたこのわずかな時間の中でこんなにも大きく変われたことを。
だけど、サチのおかげで俺も変った事も事実だった。
俺はこの世に未練もなく自殺した身だ。
でも、俺が人の命の大きさを軽く見ていたと教えられた。
後悔はしない。
それはもちろん自殺した事に対してではない。
俺は貴志や、俺の事をきちんと思い出してくれたカナの思いを受け止め、次にまた幸運にも人間に生まれることができたときに、その気持ちを誰かに伝えられれば良いと思っている。
『なあ。ガブリエル』
『なによ。アナタがアタシを名前で呼ぶなんて気持ち悪いわね』
俺は初めてこの天使を名前で呼んだ。
『ありがとうな』
『え?!』
『俺は今まで命っていうものは死んだら終わりだと思っていた。でも、残った者の心に思い出として残るんだな』
俺は今まで天使が俺に教えてくれたものを改めて思い出しながら言った。
『…そうね。その想いが強ければ強ければ強いほど、アナタが生きている間に何を残したかが分かるのよ。アナタは両親や友達、そして、恋人やサチにもたくさんの大切なものを残したわ。それで良いじゃない。彼らは忘れないわ』
天使は俺の頭をまたクシャッと撫でた。
天使はその聡明な目で優しく笑い、最後にこう言った。
『アナタ、アタシと会えてよかったでしょ?』
『ばか。あんたと会わなけりゃこんな目に遭わずに済んだんだよ。でも…まあ、ありがとうな』
恥ずかしいけれど、この天使と会えたことは俺にとって大切な思い出となったのは事実だったので、認めることにした。
そして、この話はサチがいずれ大きくなって、家族を持ったときに子供に聞かせて欲しい。
だってこの話にはロマンがあるだろ?
最後に両親にもお礼を言いたい。
今となっては俺が幼かった頃の記憶は無いけれど、それでも一つだけ覚えていることがあった。
それは俺が五歳になったときの誕生日だ。
いつも忙しくて、誕生日にはいない父親が、その日は仕事を早く切り上げて帰ってきてくれた。
結局その日だけだったけれど、俺にはそれがどんなプレゼントよりも嬉しかったのを覚えている。
家族で過ごしたあの夜を。
サチが自分の進路のことを家族にとても嬉しそうに話しているのを見たとき、俺は実は誕生日の事を思い出していた。
『両親にも感謝だよな』
俺はしみじみとと言った。
天使は不思議そうな顔をして言った。
『葬儀のときでも涙一つ流さなかったアナタが感謝するなんてね。成長したんじゃない?哲郎ちゃん』
『イヤミだな…』
そう言い合っている俺たちの周りは相変わらず光り輝いていて、まるで金色の草原にいるようだった。
風が吹いているわけでもないのに、右から左へとその金色は流れていた。
その光景を見ると、なんだか、寂しい気持ちになって俺は天使にこうこぼした。
『寂しいな。今俺は一人か。なあなあ、俺はさ、生まれ変わったら何になると思う?』
俺は天使に最後の質問をした。
いくらこの毒舌な天使でも今の俺にはさずがに天使らしい優しい言葉をかけてくれるだろう。
すると、天使はこう言った。
『さあ。知らないわ。ゴキブリかナマコかなんかじゃない?』
『ヒデェ!お前それでも天使か!』
俺は初めてこの天使に本音を言ったかもしれない。
“Dear サチ
いつまでもその笑顔を絶やすなよ
サチの笑顔は最高だからな
これからたくさん恋をしろ
哲朗”
はい。
長かったこの小説も終わりです。
お疲れ様でした。
次回のInBanの小説に期待してて下さい。
またお会いできるのを楽しみにしています。
それではバイバInBan。