怒涛のバースディWeekが終わりました。




今日は最後のシメに相応しく、我が、BESTフレンドが祝ってくれたドキドキドキドキ



感動した。



何回やってもいいね。


嬉しいよ。ありがとう。



プレゼントは私のことを考えてくれたみんなが貯金箱(笑)をくれた。


嗚呼…分かっていらっしゃる。



毎日貯金することをここに誓いたいと思います(^O^)/






『世界の終わりを、キミと…』


17.


サチと俺はそれから屋上へ向かった。


サチが屋上へ行きたいと言ったからだ。


「天気がいいから広場もいいけど、屋上のほうがいいわ」


『サチ。また雲見るのか?』


俺の質問にサチは少し照れたように笑った。



屋上へは直通のエレベーターがあり、松葉杖になったサチでも簡単に屋上へ行ける。



松葉杖のほうが車椅子よりも歩ける範囲が広がるので、サチも良かったと言っていた。




屋上はまばらだが人がいて、サチは俺と思う存分話したかったのだが、小声で話しをしないといけないとぼやいた。



俺たちは近くのベンチに腰掛けた。


サチはたまに吹く風に髪をなびかせ、大きく深呼吸をした。


「(ねえ、哲朗)」


『なんだ?』


「(私の最初に印象ってどうだった?)」


『印象?』



俺は天使にサチの監察をするように言われていた時のことを思い返した。


あの時の俺は人を救うなんてバカらしいと思っていたし、まして、女の子なんて無理だと天使に食って掛っていた。


懐かしい。



『そうだな。マジメな子って印象だったかな?本とかばかり読んでたろ?』


「(ふふ…そうね。あまり人と話をしていなかったから)」


『でも、すごく物知りだよな』


俺は今までサチの読んでいるものなんて目を通したことも無いと思う。



『逆にサチはどうだった?ある日突然俺が現われたときどう思った?』


俺も気になりサチに同じ質問をした。



「(私は哲朗に言った通りよ。哲朗が現われてくれてすごく嬉しかった。話し相手が欲しかったのは本当のことだから)」


『そうか』


サチの言っていることは本当だと思う。


サチは俺に嘘をつかない。


俺はいつか天使のことをサチに言おうと思っていた。


天使のお陰でサチと会えたことを。



『俺はサチといて本当にサチを助けてやりたいって思ったのはサチが泣いているときだったんだ』


「(え?そうなの?)」


『まあ、その前もサチを助けるためにサチの側にいたんだけど、サチが悲しんでいるとき俺はいつもサチの側にいるしかできなかったからさ。不安だったんだよ。こんなんのサチを救うことができるのか』


「(私は側に哲朗がいるっていうことだけで、すごく力になったわ。哲朗の存在は私の勇気になったのよ。エリが困っているときに声をかけたのだって、自殺を止めたのだって、私一人だったらできなかった。絶対近くに哲朗がいたからできたことよ)」



サチは優しく笑った。


助けられたのはサチだけじゃない。



『俺だって、サチといて学んだことも多かったよ』



「あれ?サチちゃんじゃない?」


俺たちは聞き覚えのある声に思わず同時に振り向いた。


そこにはカナがいた。



「日向ぼっこ?」


カナは笑った。


サチは俺を見たが、俺はあまりのことに対処することができなかった。



「そ…そうです」


何とかサチはカナの質問に答えたが、会話が無くなり沈黙になってしまった。


「隣いい?」


カナが聞く。



サチはまた俺を見た。


俺は仕方ないので頷くことにした。


「はい。どうぞ」



サチはそう言って少しずれた。


「サチちゃんは日向ぼっことか好きなの?」


「え…ええ。気持ち良いので。屋上はよく来ます」


「そう」



カナも風を浴びていた。


カナの長い髪が揺れる。


俺はサチの隣でどうすればいいのか困っていた。



サチも心配そうに俺を見る。


また、会話が止まってしまった。


サチは俺に気を使って話をあまりしないようにしてくれているのだろう。


「サチちゃんは普段は何してるの?」


カナは麻痺した右手を触りながら言った。



「そうですね。大体は本とか読んで過ごしてますけど、こんな風に天気のいい日は散歩とかしてます」


「アタシも好き。アタシの場合は車を使ってたから遠くに行ってたわ」


「そうなんですか。どこ行ってました?」



サチが楽しそうに質問する。


「アタシは海が好きだったからよく行ったわね」


「そうなんですか。私あまり海とかは行ったことないですね」


「そうなの?いいわよ。海は海沿いを走ると気持ちよくて」



カナも楽しそうに話す。


俺はその光景の中に入ることはできないが、見ているのも悪くないと思った。


「あっ。アタシそろそろリハビリの時間だから行くわ。ありがとう。楽しかった」



そう言って、カナは行ってしまった。


残されたサチは気まずそうに俺を見た。



「(ごめんなさい)」



サチはすまなそうに謝るので、俺は首を横に振った。


『いいよ。サチは悪くないから。楽しそうで俺も良かったし』


「(なら良かったわ)」



風が少し強くなり、サチの足に負担がかかりそうなので、俺たちも病室に戻った。










はい。



今日はここまでとします。



次回は衝撃の真実が明らかになるかも!!!!!




要CHEAKかもね。




それではバイバInBan。