ハイテンション!!!!!InBanです。



お腹の調子も若干戻りつつありますが、なんと、間違って…血迷って…半熟卵を食べてしまいました。




私、世界の終わりが来ても、食べられない物のひとつなんですけど、固まってたし、いいだろうということで、パクッとしてしまいました。




お陰でお腹はまだゴロ②してるよ。



どうしてくれるんだい゛(`ヘ´#)












『世界の終わりを、キミと…』





5.


サチはあれから一回も俺に話しかけてこない。



よっぽど怒っているのだろう。


俺はサチと会ってまだ少ししかサチのことが分かっていないが、はじめてそんなサチを見た。



サチは二万円近いお金を一体どうするのだろう。



きっとあのお金は戻ってこない金だ。



天使の話だと、サチは土日はアンケートの集計と、テレアポ、平日はコンビニでバイトをしていて、お金は結構あると聞いている。


しかし、そんなお金もあいつらに渡してしまえば、ドブに捨てたようなものだ。




夜。



気が付いたことなのだが、俺はサチが寝ている間は自由に行動できるらしい。



普段はサチのと一緒に行動しなければならないのだが、サチが寝ているときはその拘束は無いらしい。



なので、俺はサチが寝たことを確認してから一階に向かった。



サチの部屋を出ると、ゆるい螺旋の階段があり、その下にリビングがある。



リビングはかなり大きくて、ソファーとテーブルがあってもまだ余裕がある。



そのソファーに両親が座って居た。



サチは、このとおり、両親とあまり仲がよくないので、バイトから帰るとお風呂に入り、すぐに寝てしまう。



俺も必然的にサチと行動を共にしているので、サチの両親の顔をあまり覚えていない。


夜中にこっそりとサチの部屋を覗く父親の顔をぼんやりと見た程度だ。



ソファーに向き合うように座っている両親はなにやら深刻な話をしているようだった。


耳を澄ませて聞いてみる。



「麻木さんのところにお嬢さん、●●大学合格したらしいわよ。ストレートですって」


母親が話し出した。



「そうか。あそこの家で●●大学ならサチはもっと上だな。留学のことも考えなくてはな」


どうやら大学の話らしい。



ちょっと早くねえか?



「そうね。どこがいいかしら」



「そういえば、サチのやつ、バイトをしているそうだな。しかも何個も掛け持っているそうじゃないか。確かにサチが学年一位になったらバイトを認めてやると約束したが、あれはし過ぎじゃないのか? 一体何のために? 金なら俺たちが出してるだろう。このままじゃ、あいつ、体壊すぞ」



父親はそう言って、テーブルに置かれたお茶をおいしそうに音を立てて飲んだ。



なんだ。


この両親はまともじぁねえか。



きちんと子供のことを考えてる親じゃねえか。



何が不満なんだ? サチは。




とりあえず、今日俺は両親の顔を見ることが目的だったので、そのまま俺はサチのところに戻った。




朝。


サチはきちんと学校へ登校できるようになった。


もうお腹が痛くなることは無いようだ。



俺が救う前にサチは友達によって救われた。



やっぱり友の力はすごいな。



『すごくないわよ!アナタばかぁ?』


目覚まし時計のごとく、俺の頭上で天使の声がした。



『(おまっ…天使がそんなこと言っちゃあダメなんじゃないか? なんなんだよ。サチは普通の明るい子になったじゃねえか)』



『サチはだまされてるわ』



天使も俺と同じ心配をしていた。


『(俺もそう思ってるけど、サチは返してくれると信じてるぜ)』



『サチが何か言えば変わるかもしれないけど、あの子にそんな勇気は無いわ。待っているつもりよ。あの子達が返すのを』



確かに。と思った。



サチが登校してからすでに授業は三時間目だが、サチにあいつらが話しかける様子も無い。



もちろん、サチ本人も言う気はないようだ。


俺がサチを後押しする言葉をかけてやりたいが、サチが俺の話を聞いてくれるわけも無い。



サチはまだ俺を許してくれていない。



その証拠にまだ今日一回も話をしていない。



俺が耐えている中、事件が起きた。


それは一枚の紙切れで始まった。



良く生徒が授業中メモ用紙をまわしているが、それがサチのところに回ってきたのだ。



その紙にはこう書いてあった。



“我がクラスのメインバンク!神田倖にお金を借りたい人はここに署名。返済無用!限度額無制限”



『なんだよ!これぇ』


つい、口に出してしまったが、これはひどい。


しかも、そこにはたくさんのクラスメイトの名前が記入してあった。



みんな共犯だったのだ。



もちろんサチだって見ている。



震える手で紙を持っていると、後ろから声が聞こえた。



「明日、ちゃんと持ってこいよ」



「信じていたのに…」



消えそうな小さな声でサチが呟いたのを俺は聞き逃さなかった。









はい。



今日はここまでです。



こんなイジメ、私だったら自殺してます。



高いビルから身を投げますね。



こういうとき、助けられる人でありたいですね。




それではバイバInBan。