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っひゃ~いヽ(゜▽、゜)ノInBanですぅ音譜



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いやぁ、大好評だったRoomも終って、少しの間は普通のブログでも書こうかと思ったんですが、どうです?



今回はショートストーリーをお届けしようと思います。



これは初恋のお話。



でも、叶う事のない切ない話です。



大好きな人が笑ってくれたらそれでいい。


その子が笑ってくれるなら嬉しいから。




ちなみに私の初恋は小学校の主事さんの黒田さんでした。




…まあ、どうでもいいですねあせる



どうでも良くないよ。私は若干…今でも好きだよ・°・(ノД`)・°・



それではこんな私の初恋のお話、ご覧下さい。




嘘です。















『ツンドラの島』







人は罪を犯す


生きるために。




世界で二番目に寒い島



まわりを流氷が囲み


島を守るように氷山がある


誰も、神さますらこの島には立ち入れない


唯一


この島の神さま以外は




唯一


この島に住んでいる神さまの名前は“スノー・ノーベル・ジェンカ”



みんなこう呼ぶ



氷の死に神。





この島の言い伝えによるとこうだ



その子が現れると、人が死ぬ



“スノー・ノーベル・ジェンカ”は氷山が生んだ幻


そのこの仕事は、この島で亡くなった者を天国へ送り届けること



この島は世界の最北端にあるため、夏がない



太陽は氷山が隠してしまった


天国とは暖かいところなのだそうだ



夏を知らないこの島で亡くなった者が迷子にならないように


送り届けるのが役目





ビュービュー。



風がとても強い日に“スノー・ノーベル・ジェンカ”は生まれる


1人。氷山のなかで



今日も仕事が待っている



“スノー・ノーベル・ジェンカ”には性別がない



男の子でも、女の子でもない


親がいないから、おへそもない



“スノー・ノーベル・ジャンカ”は仕事が終ると、消えて雪の結晶になる



自分の仕事は、仕事とはいえ残したものを悲しませる



“スノー・ノーベル・ジェンカ”は言う


人は、涙を流した分、失った人を忘れる時間が早い。と



“スノー・ノーベル・ジェンカ”はそれが悲しいと、泣いた


だから“スノー・ノーベル・ジェンカ”は死んだ者の名前を、死に行く姿を忘れない


せめて、自分だけは最期まで覚えておいてあげたい



雪の結晶は亡くなった者の数




ある日


“スノー・ノーベル・ジャンカ”は女の子と会った



その子は「ルコ」という


「あなたはダレ?」


ルコは言った



「“スノー・ノーベル・ジェンカ”」


“スノー・ノーベル・ジェンカ”は答えた



「私はルコ。お友達になろう」


ルコは言った



「僕と友達になってもしょうがないよ」


“スノー・ノーベル・ジェンカ”は、「僕」と言った



「なんで?」


ルコは聞いた



“スノー・ノーベル・ジェンカ”の仕事は、亡くなった者を案内する事


そのために、氷山から生まれ、消える



別れが辛いのは一番分かっている



「僕と仲良くなってはいけない。忘れて欲しい。今後会うときは君を殺すときだから」


「どうゆうこと?」



ルコは聞く。


ルコはまだ幼いから知らないかもしれない



“スノー・ノーベル・ジェンカ”は自分の役目をルコに話した


「僕の仕事は亡くなった者を、天に連れて行くこと。人は、生まれたからには終わりがある」


「天使だ!」


「え?」


「“スノー・ノーベル・ジェンカ”は天使さまだ」



人の子は時々おもしろいことを時々言う


“スノー・ノーベル・ジェンカ”を、天使と言ったのはルコが初めてだった



ルコには友達がいなかった


両親さえもいなかった



だからなのか


ルコは言葉をあまり知らない



「君たち人にはそれぞれ地球から授かった命という時間がある」


ある日“スノー・ノーベル・ジェンカ”はルコに、ルコの役目について話した



「どんなもの?」


ルコは興味津々に聞いた


「綺麗な雪の結晶だよ」


「けっしょう?」


「うん。透明で、壊れそうなんだけど、壊れないんだ。命はね、忘れないでいてあげれば、輝きはいつまでも残っているんだ」


「“スノー・ノーベル・ジェンカ”はたくさん言葉を知っているね」



ルコは知っている限りの言葉を使って、“スノー・ノーベル・ジェンカ”に思いを伝える





人はなぜ言葉なんて使うようになったのだろう


使わなければ


傷付くこともない、悲しむこともない



言葉なんていらない



人は、罪を犯す


謝っても、謝りきれない罪を



ルコは、言葉をあまり知らない


もっと、たくさん言葉を知りたいと言うので、“スノー・ノーベル・ジェンカ”は


綺麗な言葉をたくさんルコに教えた





今日、人が死ぬ


風が“スノー・ノーベル・ジャンカ”に伝えた


“スノー・ノーベル・ジェンカ”は「仕事をしてくる」と、ルコに伝えに言った


「ルコ?」




今日、人が死ぬ


風が“スノー・ノーベル・ジェンカ”に、伝えた



今日、ルコが死ぬと。



ルコには帰る家がいつもなかった


ルコは“スノー・ノーベル・ジェンカ”が帰る氷山の近くの、洞窟の中で眠る



きっと、震えていたに違いない


“スノー・ノーベル・ジェンカ”は、何も出来ないことを知っていた


人を幸せに出来ないことを知っている




だったら?


誰が助ける事ができる?



誰がルコをこんな姿にしないでいられた?



あそこで泣いている人だろうか


向こうで自分の無力さを嘆いている人だろうか




人は罪を犯す





「ルコ。この命は綺麗だろう?


ルコの命は弱くなってしまったから、この命をあげよう


人はたくさん言葉を知っているよ


きっと、僕よりも


だから、ルコはここにいたほうがいい


寒かったかい?辛かったかい?怖かったかい?」



「辛いってなに?」



ルコは聞いた



「ルコ。罪を犯した人はどうすると思う?


人は生まれたときから罪を背負っている


たくさんの命を殺して、今、自分がいるんだ


もしかしたら、あの時、殺されていたのは自分だったかもしれない


だから、人は生きて償うんだ


たとえ、この地球から見て、一瞬みたいな時間でも


生まれたことが嬉しくて、生まれたことを知って欲しくて


人は泣くんだ


僕は、ずっとその全てを見てきた


僕は君に恋をしたのかもしれない



ルコ。



冷たくなってゆく体を感じるのは怖いものだった



一体自分はどうなってしまうんだろう



ああ。



でも、笑ってくれている



僕の大好きな人が



「忘れないで。僕を。いつまでも」




“スノー・ノーベルジェンカ”は、人の子に自らの命を与えた



“スノー・ノーベル・ジェンカ”の、その、結晶を失った体は氷山に吸収された



氷山は天に“スノー・ノーベル・ジェンカ”を帰した



「ご苦労様。“スノー・ノーベル・ジェンカ”」


そう言って、氷山は白い噴煙を上げた











愛するということにはいろんな形があります



傷つくこともあって、裏切ることもある



人として生まれた以上、許しあうのも、理解しあうのも必要で、必要ないかもしれない



どういうやり方が一番いいのかなんて神さまじゃないから知らないけれど、自分が辛いのは相手だって辛い



心が通じ合っているなんて、私は超能力者ではないから分からない。



そういう意味じゃないって、言われるかもしれないけれど、私にはまだその意味が分かりません



気がついたら分かっているとか自然なやり方で理解できることを祈りつつ、今日は寝ます



なんか、眠れそうなんで。




それではまたの機会に会いましょう。




バイバInBan。