愛のInBan劇場!!!!!!!!!!!!!!チェキッ(o^-')b




みなさんに好評のInBan劇場が帰ってきました。



今回は我がInBan姉妹の誇るA系!次女の登場です。



彼女は私よりも眠ることを愛しており、しかも、私と違い、不眠症なんてもったいない病気になっておりませんので、当然のごとく夢への近道を知っている方です。




そんな次女のやっちまったお話をご紹介いたします。



この話は実話であることをご了解頂きます。






そう。



あれは彼女がまだ社会人として世に飛び出した時のことです。


中野に住んでいながら嫌がらせか青梅の会社に転勤になり、片道二時間近くかけて通っていました。



当然朝は早く、夜は遅いというアパレルか!接客業か!という生活を送ってました。



もちろん朝は得意ではない彼女は、いつも大音量の目覚ましで起きてます。


そして、嗚呼…化粧もそこそこに出かけます。



しかし、自分が楽になるためなら根回しは欠かさない彼女は、必殺アイテム時刻表を確認し、一番楽なルートに合わせて電車に乗ります。



何度も通えば慣れる道。



当然心に油断という隙が生まれますね。



そんな時に事件は起こったのです。




朝の通勤タイムは睡眠タイムだと言う今日も立川駅で乗換えを無事に済ませ、いつもの定位置に座り、すぐさま夢の世界の階段を駆け上っておりました。



どうやら今日に限って、彼女は夢の世界の住人と仲良くなりすぎたようです。



しばらく経つと、彼女の携帯電話が。



…はい。会社からでございます。



会社の先輩: 「今、どこにいるんですか?」



当然彼女は今の今まで夢の世界のほうへ行ったましたので、どんな夢を見ていたの?と聞かれれば答えられますが、どこにいるのかという質問には答えられません。



そんななか、終点を告げるアナウンスが。



いつも彼女は終点である立川で降ります。



しかし、無常にもアナウンスが告げた駅は



♪終点~終点~立川    ♪




「え?」


彼女は言いました。



「あ、どうやら立川に戻って来たようです…ダウン一時間後に出社します…」



と、またもや彼女の睡眠タイムは延長戦へともつれ込んだとさ。




追伸。



立川で乗り、立川で起こされるまで、つまり、往復してしまうまで一時間半。



その間彼女は爆睡だったそうです。(大丈夫かい!!!)



ちなみに彼女。



こういうことは初めてではございません。



ならばなぜ、彼女は起きられるのか。



それはいつも名前も知らないお兄さんが起こしてくれるからなのです。



今回に限ってはどうやらそのお兄さんがいなかったようですね。




はい。



本題に入ります。



前回は春姫から重大な話を聞かされたアツヤ君。



これからどうなってしまうのでしょうか。









『21.    浩志のリベンジ』    ②




「アツヤ!」


俺を呼び止めたのは浩志だった。



浩志は火をつけていないタバコを咥えたまま走ってきた。



喫煙所以外では喫煙が禁止されていて、浩志はいつも注意を受けているのに、いつまで経っても浩志の歩きタバコ癖は治らない。



今日だって俺を見つけなかったらそのまま火をつけていたに違いない。



「浩志、何?」


「あのさ、お前今日の夜空けといて」



それだけ言って浩志は行ってしまった。



なんだ?



今日はバイトの無い日で、夜もこれといった予定も無いので大丈夫なのだが、浩志にしては珍しく切羽詰った雰囲気だった。





「春姫。今日浩志が来るから」


俺は家に帰るなり、春姫に今日浩志が来ることを報告した。


『承知した』



春姫は短く返事をした。



俺はそれまで暇なので、簡単なサラダなどのつまみを作ろうと冷蔵庫を開け、野菜を出していた。



その時、ふと気配を感じ、後ろを振り返ると、そこに春姫がいたので思わず本気で驚いてしまった。



「わぁ!春姫、いたのか」



『のう?アツヤ』


春姫は俺が驚いたことに対しては無視して話しかけた。



俺は一端手を止め、春姫に向き直った。


『もしかしたら浩志は今日、お主に京子のことを話すのかも知れぬな』



俺も少し、同じことを考えていた。



『何度も言うが、浩志はお主の事が好きな京子を好きなのだぞ』


「車の中で言ってたよ。好きだって」



『そうか。お主も知っておることならいいのだが、分かっておるな。アツヤ』



「分かってるよ。京子に何かされたってことは言わない。そのくらい分かります!」




浩志が来る時間は八時だ。


それまでまだ少し、時間がある。



俺は部屋の掃除を始めた。



浩志が来るからというのもあったが、最近掃除をサボリ気味になったので、せっかくだから前に買った手軽に持てて、音の小さい掃除機をかけた。



春姫は誇りが掃除機に吸い込まれていく様子をずっと見ていた。


「春姫。楽しい?」



『うむ』


「浩志が来るから、分かってると思うけどシーッだからな」


『……』


春姫が黙ってしまったのが少し、気になったが掃除に熱の入ってしまった俺はテーブルの上やサイドボードの上も水拭きし、グラスなどの漂白もしてしまった。



そうこうしているうちに時間になった。


「浩志にはがんばってもらいたいな」



俺はもはや姿を消している春姫に向かって言った。







はい。


今日は前書きが長かったのでここまでとします。



次回は浩志が決意!最終章をお送りします。





それでは次の章で会いましょう。



バイバInBan。