こんばんは。



InBanです。



この小説も長いこと続いております。



飽き性の私としては結構なものです。





私は少しだけ夢診断したことあるのですが、今日の私の夢は不可解極まりない。



早い話が私がサメに後ろからカブリつかれる夢でした。



夢とは、所詮夢で、痛くもかゆくもないじゃないですか。



普通はそうですよね。



私はきちんと感じましたよ。


サメの歯で少しずつ皮膚が●○ていく感覚。



海の色がだん②●く●○っていく様。



ぶっとい針のようなもので同じところを何回も●○れるような感覚でした。



※ 本文意少し残酷な表現が含まれていたため、一部変えさせて頂きました






教えてください。



私にどうしろという夢なんでしょうか…











『18.    生まれてきたわけ』   ③




「怖え~」



それは道というよりは木と木の間を通るような感覚だった。



「本当にこの先に道があるのかよ」


確かに不安だった。



一本しかない道なのに、当たっているのか。



高速に戻ってみんなと同じように行ったほうが良かったのではないかと思ってしまう。



しかし、そうこう思っていると、目の前の道が開けた。



そして、眼下に海が見えた。しかし、


「これは確かに海だけどさ、入れねーな」


浩志が言った。



そう、海な事には変わりない。



そして、早く着けたことも事実だ。



だが、今俺たちのいるところは断崖絶壁。



海に入るにはこの崖を下りなければならない。



「でもきれいだよ」


京子はそれでも満足そうだった。



京子が満足しているので、俺たちもそれでいいかという事になり、パーキングで買ったサンドイッチを食べた。



上から見る海はキラキラしていてきれいだった。


海をこんな高いところから見ることなんて滅多にない。




「ねえ、ここら辺散策してみない?」



サンドイッチも食べ終わり、せっかくなので、俺たちは京子の提案に賛成し、散策を開始した。



でも、本当に何もない。


木ばかりだ。



「何もねえな」



俺は一足先に休憩しようと近くにあった木の株に腰掛けた。


と、その時、俺は誰かに呼ばれた気がして振り返った。



それは林の奥からした。


「浩志?」



返事はなかった。



俺はそのまま吸い寄せられるように、本当にそんな感じで声のするほうへ歩いた。



不思議とそのときはその奥に何かがあるだろう事への恐怖はなかった。



むしろ、その声に応えなければいけない気がした。



しばらく歩くと、周りが少し熱いことに気がついた。



夏という熱さではない。



なんか、火に包まれえているような感覚。



『火事だ!』


『逃げろ!!』



また、近くで誰かの声がする。



その時俺に目に何かが入った気がして、俺は思わず目を閉じた。



そして、目を開けるとなんと俺は火に囲まれていた。



こんな状況になっていたことになぜ気付かなかったのだろう。



一体いつから起こっていたんだ?



俺はパニックだった。



京子は、浩志は無事だろうか…



二人はどこにいるのだろうか。



必死に周りを見るが誰もいない。



だが、不思議と俺は火傷すらしていない。



むしろ、無傷だ。




二人を探そうと歩き出したとき、近くを誰かが横切った。


気がつくと周りはいつの間にかたくさんの人で溢れ返っていた。



みんなこの炎から逃げている。



こんなに人がいる中で二人を探すのは大変だった。



楽しい海水浴が一転して火事に巻き込まれた。



「京子!浩志!」



名前を呼ぶが、返事がない。




怖くなった。



今は無傷でも、もたもたしていたら自分も危ないと感じたからだ。


逃げようと思い、走り出した途端、俺は何かにつまずいてしまった。



顔を上げると、さっきまで炎に包まれていた森は元の静かな森に戻っていた。



遠くから波の音がし、俺がそんなに遠くまで来ていないことが分かった。



夢だったのだと、俺は安心した。



「アツヤ。何もないねここ」


俺の心配をよそに平然と京子が言った。



「アツヤ。何それ?」



京子が俺の後ろを見ながら言ったので、俺も後ろを見た。



そこには数体のお地蔵様が並んでいた。


「お地蔵様だね」



京子に言われ、俺はこのお地蔵様が何の目的でここに並んでいるのか察知した。



さっきの映像が頭をよぎる。



春姫の言葉が蘇る。




そう。



これは水子地蔵だ。



戦時中に亡くなってしまった、または生まれることのできなかった子達を供養するためにここに並んでいるのだ。



「アツヤ?泣いてるの?」


京子に言われ、俺は今、自分が泣いているのを知った。



自然と涙が流れたのだ。



「いや、目に虫が入っただけ」



「大丈夫?」


「平気」



不思議なことだった。



ここは昔、空襲の被害を受けたんだ。



だが、なぜ俺にその映像が見えたのかは分からない。



でも、俺は手を合わせて彼らの冥福を祈った。



俺にはそのくらいしかできなかった。











はい。



ここまで読んでくださった方。



お疲れ様でした。



アツヤ君の不思議な体験でした。



どうしてこういう体験をしたのかはあえて載せていませんので想像しながら呼んで下さい。



次回も気になる体験が…




それでは次の章で会いましょう。



バイバInBan。