こんばんは。
InBanです。
今回も早速本題に入りたいと思います。
そういえば本日、私とても怖いDVDを見ました。
内容は終電を逃してしまった少し(←謙虚)ブサイクな女性が主人公で、研究のし過ぎでおかしくなってしまったお医者さんの殺人鬼から逃げる話です。
つぎ②と殺されてしまうなか逃げて行くが、この…殺されていく様がまた、リアル。
気持ち悪い…
(((( ;°Д°))))んだよ。
首を…これ以上は公開できないので気になる人は是非見てみてください。
0:34っていう話です。
ちなみにあの…死体たちはどうなったのでしょうか?
『18. 生まれてきたわけ』 ①
その場所を見つけたのは、偶然本屋で立ち読みをしているときだった。
「ヤだよー。アタシそんなとこ」
「だってもうそこしかねえし、金ないって言ったの京子じゃん」
偶然見つけたパンフレットには、日帰りで二千円のコースのバスツアーが載っていた。
だが、行き先は当日にならないと分からない、いわゆるミステリーツアーというものだった。
「それ以外だと…日帰りっていったって結構掛かるんだぜ」
「だったら最初から車で行った方が良くねえか?早起きしてさ」
俺たちは今、夏休みに入ったということで、毎年恒例の海水浴の話をしていた。
とはいえ、今年はなかなか予定が合わず日帰りの旅ということになった。
最初浩志が車で行こうという話しになったのだが、車だと交代で運転しなければならないのが嫌と京子が言うのでバスか電車となった。
しかし、ここでも電車だと疲れているので面倒だと京子が言って却下となった。
なので、こうして旅行会社のパンフレットを見て話し合っているところなのだ。
ここでもしかし、低価格でバスとなるとあるのはこういうコースとかしかなく、そこでたった今当初の提案どおりに車で行くことになった。
「やっぱアツヤじゃん?」
「待って。マジ本当に無理」
車で行くことが決まった今、次の問題点は誰の車で行くかだ。
二人は当たり前のように俺を見るが、ハルカの車も健一の車もセダンだし、もちろん高級車だし、とても気軽に海に行く車ではない。
もちろん砂なんて車内に持ち込んだ日にはハルカに怒られる。
「浩志は?浩志は実家近くだし、確かワゴン車だよな」
「ドキッ!言うなよアツヤ~」
「あんた…ドキッとかあんま口に出す人いないよ」
「じゃあ、浩志に決定な」
「トホホ~…」
「だからトホホとかも言わないし」
今日はとても暑く、俺たちが計画を立てるために入ったカフェは人で溢れ返っており、仕方なく俺たちはテラス席に座るしかなかった。
この暑さの中テラス席に座るのは俺たち以外には外国人くらいだった。
京子は当然念入りに日焼け止めをしている。
「しかし、テラスと外国人は絵になるよな。ハリウッド映画みたいじゃね?」
のん気に浩志が言うので京子はキッと睨んだ。
時間を決め、浩志が俺たちを拾うかたちで出発することになり、俺たちはもう暑さの限界なのでお開きにした。
海に行くといっても日帰りなのでそんなに荷物はない。
荷造りは早く終わった。
『やはり夏は海じゃな』
缶ビールを飲みながら夜風に当たっていた俺に春姫が話しかけた。
「海はいいよな。春姫は?」
『わしは山派じゃ』
「あ~春姫山っぽいな」
俺は窓から離れ、春姫の座っているソファーに座り、一緒にテレビを見た。
しばらくテレビを見ていると春姫が言った。
『不思議な光景じゃな。こうしてお主と共にテレビを見ているなんて』
テレビは何かのバラエティー番組で、司会者の進行にゲストが冗談を言っていた。
テレビに夢中だったが、隣に座っている春姫にそう言われ、俺は春姫を見た。
そして、この光景を客観的に考えてみた。
確かに不思議な光景だ。
「ああ、確かに。こうしていると本当に一緒に居るみたいだな」
そう言ってから、俺は言ってはいけないことを春姫に言ってしまったと後悔した。
もはやこの世にいない人に向かって、こんなことを言うのは無神経だ。
『まったくそうじゃな』
春姫は少し間を置いて言った。
少し、沈黙が続いた。
『アツヤは本当に優しいな』
春姫が俺をジッと見て言った。
「なんだよ。急に」
『わしは、人の為に何かをすることは好きじゃが、お主でなかったらきっと恋愛の手伝いなんて面倒なことはしなかった』
「あはは。そりゃそうだよ。春姫。みんなに同じことしたら逃げちゃうって」
俺がそう返すと、春姫がテレビに目線を移して言った。
『バカじゃな。おぬしは特別だと言っておるのだ』
春姫は深いため息を付いた。
はい。
ここまでご覧くださいました皆様。
お疲れ様でございました。
次回は浩志とアツヤの出会いを少し書いてみたいと思います。
それではまた次の章で会いましょう。
バイバInBan.