外寒いね。。。。
初詣行って来たよ。
この不景気でみなさん地元で初詣しているようで中野はどこも大賑わい。
並ぶの超めんどい…
そして、超眠い…
InBanは今年から寝不足で始ったようです。
今年も私は妄想と理想が混ざり合ったブログを書いて行こうと思います。
みなさんはどうか引かないでご覧になって下さい。
それでは皆様お待ちかねの続きを始めます。
前回はドライブの約束を取り付けたアツヤ君がベンツもGETし、いよ②デートに持って行こうとするところまでお送り致しました。
しかし、どうやら問題があるようですね。
その問題とは?
それではご覧下さい。
『15. 死のドライブ』 ③
今日はバイトの日。
好きな子ができて、その子とデートすることになったということを隼人さんに報告したくて厨房に入った。
「おはよう。アツヤ」
チーズケーキをキレイにカットしながら隼人さんが言った。
隼人さんはこの店の中でも一番キレイにケーとを切るので、店長がパティシエの道に行けとしつこく言っていたのを俺は見たことがある。
俺だってそうすればいいのにと思っていた。
でも、隼人さんにはライターになるという夢があるのを知っているので俺は隼人さんの夢を応援したい。
やはり夢があるのはカッコイイ。
俺にだって夢ぐらいあった。
「隼人さん。俺好きなことデートする事になったんです」
「マジで?よかったじゃんか。なあ、どんな子なんだよ」
隼人さんはカットし終わったチーズケーキを冷蔵庫にしまい、次に作るサラダの野菜を水で洗いながら言った。
隼人さんは手際がいい。
俺はここに入った頃それを見習いたくて必死に見ていたものだった。
「俺がいつも乗る電車で一目惚れした子なんです。痴漢に遭ってたのを助けたのがきっかけで番号交換とかして、この前なんか友達と四人だったんですけど、一緒に水族館に行ったし、そこで今後ドライブに行く約束をしたんです」
俺がご機嫌で美保ちゃんと出会った経緯を隼人さんに話していると、いつの間にか隼人さんがサラダを作っている手が止まっていることに気が付いた。
「アツヤ。ひとつ聞いていいか?」
「ん?何ですか?」
隼人さんが真剣な顔で言った。
「お前って、恋愛には積極的なほう?その…相手がどうとか考え無しに突っ走るほう?」
いきなり突っ込んだ話になったのでおかしいな。と思っていた。
そもそも俺は恋愛に対して積極的ではない。
それはここまで来るのに時間がかかっていることで証明済みだ。
「それはないですね。俺、恋愛に対して一緒に進めていきたいんです。俺だけが一人突っ走ってもつまらないですし」
不思議に思いながらも、俺は隼人さんの質問に答えた。
「いや…そうか。アツヤだもんな。そうか~ぁ、アツヤか。いや!アツヤで良かった」
隼人さんはそう言って笑った。
そして、作業を再開した。
まるで隼人さんは自分で自分の言葉に納得しているようだった。
「あの~…隼人さん?何を納得したんですか?」
「あぁ、そうだな。悪い俺だけ納得しちまって。あのな、前に俺の両親が再婚するって話しをしただろ?」
「ええ。まだ籍は入れてないんですよね?」
隼人さんの家は、隼人さんが幼い頃に母親が亡くなって、隼人さんと父親の二人暮らしだ。
でも、最近父親が再婚するらしいと隼人さんが言っていたのだ。
「そこの家にはさ、お前と同じくらいの年の娘さんがいてよ」
「へえ、そうなんですね」
「んで、そのこの名前がなんと!お前驚くなよ」
「はい」
隼人さんはもったいぶって言う。
「美保っていう名前なんだ」
「…それがどうかしたんですか?」
俺にはなぜ隼人さんがその名前を言うことをもったいぶったのか分からなかった。
「ばかっ!おまっ…あのな、俺結構そのこと話とかするわけ。で、その子が最近男の人と出会ったって話をしててさ。なんでも痴漢されていたところを助けてもらったらしくてさ」
「え?」
なんか美保ちゃんと同じ境遇だな…偶然…って、!そんな偶然はない!
「まさか、隼人さん。その相手が俺だって言いたいんですか?!」
「違うの?」
「まっさか~!だって、その子の名字は小西ですよ?隼人さんの名字は中嶋じゃないですか」
「お前、恋愛もそのくらい鈍感だからこの前みたいな問題起こすんぞ。いいか?名字が違うのは、両方の親がまだ籍を入れてないからであって、当然名字はそのままなわけだよ」
「え?え?ええええ~」
いくら自他共に認める鈍感な俺でも事の重大さが理解できた。
なんと、俺の一目惚れをした相手の義理兄になる人が隼人さんだなんて…。
そんな人に俺は何を楽しくデートの話をしているんだ。
「隼人さん…ごめんなさい」
「はは。アツヤって天然なんだな」
隼人さんは笑いながら言ったが、俺は笑えない。
「そう、心配するなよ。ごめんな。驚かせちゃって。でも、俺さっき言ったけど、お前なら安心していいと思ってるのは本当だぞ」
「隼人さん…」
つい、お義理兄さんと言いかけた。
「でもよ、よくあの子が二人きりでのデートをOKしたよな」
隼人さんも太一のようなことを言った。
俺にはなんでそんなに心配するのか分からなかった。
きっと、また俺が鈍感だから気が付かないのだろう。
確かに、美保ちゃんは男の人と付き合ったことがないから緊張しているのは分かる。
でも、それは俺だって久しぶりなのだから同じ気持ちだ。
「まあ、アツヤを信じるよ。頑張って頑張り過ぎんなよ」
俺を気にしてくれたのか、隼人さんは言った。
いつの間にか、サラダを切り終わり、俺にそれを皿に盛るように指示してから休憩に入って行った。
俺にはまだ疑問が残ったままだった。
はい。
お疲れ様でした。
これからが本番になります。
なんだよ!InBan。なか②死のドライブじゃないじゃん!!
とか思っているみなさん。
お待たせしてすいませんでしたね。
次回から始りますよ。
それでは良い初夢を。。。。。。。。
バイバInBan。