怒涛のルームナンバー305…ファン感謝祭がやって来ましたо(ж>▽<)y ☆
え?
彼氏いなさ過ぎておかしくなった?って?
YOU達は分かってないな。
InBanはただでさえ飽き性…
そんな私がこうして今日に至るまでルームナンバーを書き続けているのは何を隠そうご愛読者様たちのおかげでございますm(_ _ )m
なので、何の区切りも無くファン感謝祭です。チェキッ★
どう感謝を表すのかって?
今日は丸々『12話』をお届けします。
いつもは小出しだったじゃない。それを、今日は全部お届けします。
続きが知りたいって思わなくて済むでしょ?
「…でも、これだけ?もっとほかに…」
「いいや!!!何も聞きたくありません!黙って読んでください」
すいません。取り乱しました…
さて②次の章でアツヤ君が浩志君にすべてを打ち明けますよね。
ご愛読者v様方はご経験おありでしょうか?私はカルくありまして、そのことを少し踏まえた上で書かせて頂きました。
…まあ、私の場合はアツヤ君の立場ではなくて浩志君の立場でしたけど。。。。。。
どこまでも損な運命なようです…
『12. 後悔先に立たず…』
その夜はさすがによく眠ることができず、寝不足のまま大学へ行くことになった。
『ほれっ、アツヤ。グレープフルーツジュースじゃ…ん?どうした、その顔は寝取らんな』
眠い目をこすりながらやっと支度を終え、ソファーで一服していた俺に春姫が話しかけてきた。
俺はいつも朝はグレープフルーツジュースを飲むのが日課なので、春姫は俺が真っ先にグレープフルーツジュースを飲まないことを不思議に思っていたらしい。
「ああ、春姫ありがとう飲むよ」
『お主、今日話すのか?』
「え!?」
『お主が何も言わなくてもわかる』
俺の心を読んだのか、それとも俺が不安そうな顔をしていたのか、春姫は今日俺が浩志に京子から告白されたこと、そして、好きな子がいるから断ったことを話すと分かったようだ。
「ああ。今日話すよ。先延ばしにするのも良くないし。でも不安なんだ、もし浩志も傷つけてしまったらとか考えちゃってさ」
俺の弱音を聞いて春姫にも俺の不安が伝染してしまったようで、春姫も不安そうな顔をしている。
『別に急いで話す必要はないんじゃないか?急ぐと返って墓穴を掘ることもある。人間焦ると冷静な判断ができぬこともあるのじゃ』
春姫は以外にも気弱なことを言った。
俺だって不安だ。こんなことは初めてなのだから。
「おはよう。アツヤ君」
「おはよう。あのさ、浩志ってどこにいるか知ってる?」
俺は浩志に話をするために、まず浩志を探した。
そんな俺に声を掛けてきたのは同じ学部で京子と仲のいいミノリちゃんだった。彼女は花見の時以来だった。
「ミノリちゃん。浩志見なかった?」
「浩志君?」
ミノリちゃんは俺が浩志の名前を出したとたん驚いた表情をした。
「浩志君に用があったの?だったら呼び止めとけばよかった」
「え?呼び止める?浩志に会ったの?」
ミノリちゃんは京子と仲がいい。もしかしたら京子が俺に告白したことを知っているかもしれない。
「浩志が呼ばれたの?」
「うん。京子に。あっ!アツヤ君。ちょっと」
そう言ってミノリちゃんは俺をラウンジへ連れ出した。
ラウンジに着くなりミノリちゃんは早速本題へ入った。
「アツヤ君さ、他に好きな子いるの?」
「へっ?」
ミノリちゃんは俺を無理やり座らせると話し始めた。
だが、俺にはやらないといけないことがあるのだ。
「ごめんね。俺、浩志に話が…後でいい?」
「そのことで京子に呼ばれたらしいのよ」
「京子に?!」
俺はいてもたってもいられなくなった。
京子のヤツ、浩志に何を言っているのだろうか。
「聞いて、アツ君。あの花見の時京子アツヤ君に告白したでしょ?」
やはりミノリちゃんは知っていた。
「あれは昨日、断ったんだ俺。今他に好きな子いるし」
それがそう説明するとまたミノリちゃんは驚いた顔をした。
「本当?アツヤ君が好きな子いるって京子言ってなかったよ。京子に言ったの?」
「あっ!」
俺はそういえば京子に何も言わずにただ告白を断っていた。
だって、京子は何も言わずに笑って「友達」でいようと言ってくれた。
そう思うと、そんな優しい京子に俺はとてもひどいことを言ってしまった。
「ア~ツ~ヤ。あんたなにしてんのよ!!しかも京子に対して好きな人いるのか聞いたらしいじゃん!!!」
ミノリちゃんはカンカンに怒っている。
「頼まれたんだよ。その…京子のこと好きなやつがいて…俺が京子のところに行こうとしたときにさ」
なぜか浩志の名前は出さないでいた。
「浩志君に頼まれたんでしょ?ありえないね」
「なんで?」
「アツヤ君、浩志君とすごく仲良いじゃない。なんとなく想像つくよ」
俺は春姫から浩志がまだ京子のことを好きだという話は聞いていたので、なんの先入観もなしに、暗黙の了解で協力する形になった。
だけど、それは誰も知らなかった話だ。
春姫から前もって話を聞いていなかったら俺ははたして協力しただろうか。
「でも、京子に呼ばれたってことは…浩志京子に告白したとか?」
「そんなわけないでしょ!!なんであんたはそんなにポジティブなのよ。京子がアツヤ君にふられたのは浩志君のせいだって思ったに決まってるでしょ!!」
ミノリちゃんは俺の鈍感さにそろそろイライラしたのかキッパリと言った。
「マジかよ…俺、そんなつもりじゃ」
「そんなこと京子が知るわけ無いでしょ」
かぶせるようにミノリちゃんは言う。
そんな、京子は俺が浩志を思って断ったと思っているなんて。どうしよう。
俺には他に好きな子がいるのもあるけど、なによりも京子を友達以上に見ることができないから付き合えないと言ったのだ。
だが、うまく伝えることができなかった。
もっと、言い方はあったはずだ。京子と俺の仲はその程度のわけは無い。
今、俺が一番心配なのは京子と浩志と同時に失ってしまうのではないかということだった。
それはハルカや健一、そして、春姫が一番心配していたことだった。
「アタシは当人じゃないからアツヤ君の気持ちだって分からなくもない。でも、京子は傷ついてるんだよ」
ミノリちゃんは言った。
俺は後悔していた。なんで、もっと言葉を選ばなかったのか。
こんな思いをするのなら、京子の告白を受ければよかったのだろうか。
しかし、そうしたらもう浩志とは友達でいられなくなる。
どちらも選べなかった。でも、今、そのどちらも失ってしまうかもしれない。
ミノリちゃんと別れてからも、俺はその場から動く力が無く冷めたコーヒーとにらめっこしていた。
「アツヤ」
名前を呼ばれて顔を上げると、そこには浩志が座っていた。
俺は突然現れた浩志に何を言ったら良いのか分からず、思わず視線をコーヒーに移した。
「お前さ、京子に告白されたんだってな」
「う…うん」
「(京子が自分を好きだって)知ってたのか?」
「知らなかったよ」
俺の視線はまだコーヒーだ。
「断ったんだってな」
「……。」
「俺に遠慮したから断ったわけ?」
「そうじゃない」
その言葉を言うので精一杯だった。
でも、それではいけない。浩志には伝わらない。
「俺は、京子は恋愛対象には見れないから断ったんだよ。別に浩志が京子のこと好きだから身を引いたわけじゃない。俺、好きな子いるって浩志に言っただろ」
「お前、そのこと京子に言ったのか?」
ミノリちゃんと同じ質問をした。
「言ってない。その前に京子が泣き出しから」
俺はまだ浩志のめを見ることができない。
きっと、浩志はその事にも、肝心なことを言わなかった事にも腹を立てたのだろう。
「なんで俺の目ぇ見ないわけ?何かやましい気持ちでもあんのかよ」
もちろんやましい気持ちなんてあるわけない。
俺が浩志の目を見て話ができないのは、浩志が俺の予想に反して穏やかに話をしているからだ。
俺が京子の告白を断ったのが、浩志がまだ京子を好きな理由なのだと浩志が思っていたら、きっとこいつは責任を感じているはずだ。
そんなことではないと、俺は言わないといけない。
「俺は、本当に好きな子がいたし、京子は友達としてしか見てないから断ったんだ。別に浩志が京子を好きだと言ったから断ったんじゃない」
俺は自分の気持ちを浩志に伝えるのに必死だった。
浩志に伝わっただろうか。
「……」
それからしばらく浩志と俺は黙ったままだった。
どのくらい経っただろう。
ものすごく、長く感じた。
「…お前が京子を傷つけたくてそんなことを言ったんじゃないことは分かってる。…分かった」
そう言った浩志はなぜだか最後は自分に言い聞かせているような言い方だった。
浩志はそのまま無言で席を立った。
また、俺は一人ラウンジに残された。
はい。ご苦労様でした。
いかがでした?
こういう場面て本当に心臓君に悪いんです。
もう、いつ(心臓)止まろうかって話ですよ。
楽になりますか?って話ですよ。(´д`lll)
さあ、この章はお約束どおり終わりです。
次回はそんなアツヤ君に救世主が現れます。
乞うご期待!!
それでは暖かくして寝てくださいね。
バイバInBan。