【資産形成学】心理編-5

どうも、てぃまるです!

今回は前回までで行った以下の3つのワークを

てぃまるが実践した結果を発表していきます!
 

それぞれのワークを知りたい方は過去記事をチェックして頂ければと思います
(1)自己省察
(2)価値観リスト
(3)成りたい姿のイメージ

内容や手順の解説は省略します。

また長いですし、読まなくても次章以降の話には影響ありません。

「こんな感じの結果になるんだ」
程度の参考として確認頂ければと思います。


それではやっていきます!

(1)自己省察
 

【ワーク内容・回答】
・質問1
 あなたはどんな価値観で育てられましたか?
 自分のいまの思考体系は、その育てられた価値観を反映しているものですか?

 それとも育てられた価値観とは違う視点で世界を見ていますか?

 1)育てられた価値観
  a.人様に見られて恥ずかしくない様にする
  b.人の役に立つ様する
  c.周りに好かれる様にする
  d.普通にする
  e.周りと同じ様にする

 2)現状との比較
  ・育てられた価値観を反映してはいない、違う視点で生きている


・質問2
 幼い頃や思春期における最も重要な出来事および経験は何ですか?
 それらが自分の世界観や価値観にどのように影響を与えましたか?

 1)重要な出来事・経験
  ・商業高校への入学

 2)世界観や影響
  今ほど思考が整理されていたわけでも、

  実現性のある戦略を構築していた訳では無いが、

  思い返すと合理性を重視する気質の根幹ではあったと思います。
  ・中学時代(今も)、学校の勉強はできなかったので推薦で入れる商業高校へ進学
  ・商業高校から大学進学を希望したが、筆記試験の突破は事実上不可能
   推薦入試を使うしかないが、特に勉強・部活共に秀でた成績は無し
   ならばせめて競争相手の少ない場所を探すため、

   地方国公立の少人数学部、理系の大学の文系の学部・学科など穴場をリサーチ
   結果して理系の大学の文系学部へ合格・入学を果たす
   と学校の勉強については能力もやる気もなかったので、

   持ち得る手札と最小限の労力で目的の結果を得ようと

   色々工夫する思考になっていました

・質問3
 職場や私生活で、どんな人たちを一番尊敬していて、その人たちのどんなところを尊敬していますか?


 1)尊敬する人
 →いない
  いや厳密に言うと「いなくなってしまった」になると思います
  私ごとですが27歳辺りからうつ病発症、事業開発・解体、

  人間関係総整理など一大イベントが継続していました
  その中で思考が整理され、合理性と論理性の優先度が高くなりすぎてしまったせいか、

  人に対する執着が薄れてしまいました
  なので人間に対して「尊敬」という程の感情を持てなくなりました
 

 「尊敬」をざっくり表現すると「相手を自分より高いと捉えること」だと思います。
  自分より高いと捉えられる要因は現状、実績、展望etcあり、

  そのいずれかを「自分では再現できないもの」と認識した結果、

  尊敬という感情に至るのだと思います。
  ここが私の中では「再現できない」ではなく「再現する必要がない」と認識されてしまうため、

 「尊敬」と言う程の念が生まれなくなってしまいました。
  一応誤解なき様に言うと、感情的な「尊敬」というものはありませんが、
 「自分にはできないことをしている人」
 「自分よりも能力・人格が高い人」
  という認識はあります。
 「尊敬」という感情が無いからと言って誰にも敬語を使わない訳でもないし、

  相手を罵倒することもありません。
  別に感情が無くても事実から適切な対応は導き出せますので、TPOに応じた対処もできます。 

・質問4
 一番尊敬していないのはどんな人で、なぜそんな風に思いますか?
 1) 尊敬していない人
 ・前の上司

 2) なぜそう思うか?
 ・論理ではなく感情と思いつきで行動するから

・質問5
 これまでで最高(または、最悪)の上司は誰ですか?
 そう思うのは、その上司が何をしたからですか?

 1)-1.最高の上司
 ・今の会社の今の二次上長(2人目の二次上長)

 1)-2.理由
 ・惜しみなく、自分の経験・知識を使いやすい形で部下(私たち)に伝授する点
 ・部下に追い越されること、自分の経験に無い案が出ることに抵抗が無く、

  絶対的な評価軸で提案を判断する点

 2)-1.最悪の上司
 ・今の会社の前の二次上長(1人目の二次上長)

 2)-2.理由
 ・感情と思いつきで行動し、管轄組織を見渡す視点が無い点
 ・自身の失態及び失態と成り得るリスクを担当者(てぃまる)の責任へ転嫁していた点
  ※表面的には転嫁できるが、組織論的には管理者の責任なので逃れられてはいない

・質問6
 自分の子供を育てたり、他人を指導するにあたり、

 一番伝えたいのはどんな行動で、一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
 

 1) 一番伝えたい行動
 ・ルール(法律・契約・規定)に違反しなければ何をしても良いという事実

 2 ) 一番伝えたくない行動
 ・根拠を説明できない物事に盲目的に従うこと

【自己分析】
 質問が全体的に

 「人間の価値観の大部分は幼少期で決定される」

 という前提で組まれている感覚があるので、

 私には適合し切らない部分が多い様に感じました。

 私は本歳29歳になりますが、26~28歳頃に過労由来のうつ病を患ってました。
 ※正直、現在も後遺症と思しきものはある
 

 ただその後、先ほども記載しましたが事業開発・解体、

 人間関係総整理などの中々経験し得ない一大イベントが続いた影響で、

 脳内が論理性と合理性に偏重しました。

 意識・思考の変革が起きたのがアラサーになってからで、

 しかも整理というか合理・論理偏重なので、

 自己省察みたいに幼少期と現在にフォーカスして感情や思想などの

 抽象的な内容に対して問われると噛み合わない部分が増えてしまうなぁと思いました。

 

 

 

 

 

 

(2)価値観リスト

【ワーク内容・回答】

 1) 上位10~15位の価値観
  

順位 価値観 説明
1 達成 なにか重要なことを達成する
2 貢献 世界の役に立つことをする
3 義務 自分の義務と責任を果たす
4 体力 丈夫で強い身体を保つ
5 正直 ウソをつかず正直に生きる
6 有益 他人の役に立つこと
7 合理 理性と論理に従う
8 知識 価値ある知識を学ぶ、または生み出す
9 勤勉 自分の仕事に一生懸命取り組む
10 熟達 いつもの仕事・作業に習熟する
11 美的 身のまわりの美しいものを味わう
12 自治 人まかせにしないで自分で決める
13 貞節 パートナーにウソをつかず誠実に生きる
14 正確 自分の意見や信念正しく伝える
15 平安 自分の内面の平和を維持する

 

 

 2)1点の価値観

順位 価値観 説明
- 冒険 新しくてワクワクする体験をする
- 権威 他者に対して責任を持って指導する
- 庇護 他者のめんどうをみる
- 変化 変化に富んだバラエティ豊かな人生を送る
- 慈愛 他者を心配して助ける
- 創造 新しくて斬新なアイデアを生む
- 信頼 信用があって頼れる人間になる
- 調和 周囲の環境と調和しながら生きる
- 興奮 スリルと刺激に満ちた人生を送る
- 名声 有名になって存在を認められる
- 柔軟 新たな環境にも簡単になじむ
- 許し 他人を許しながら生きる
- 寛大 自分の物を他人にあたえる
- 真実 自分が正しいと思うとおりに行動する
- 成長 変化と成長を維持する
- 希望 ポジティブで楽観的に生きる
- 謙遜 地味で控えめに生きる
- 独立 他者に依存しないで生きる
- 親密 プライベートな体験を他人とシェアする
- 愛慕 誰かに愛をあたえる
- 適度 過剰を避けてほどよいところを探す
- 単婚 唯一の愛し合える相手を見つける
- 配慮 他人を心づかって世話すること
- 開放 新たな体験、発想、選択肢に心を開く
- 情熱 なんらかの発想、活動、人々に深い感情を抱く
- 快楽 良い気分になること
- 人気 多くの人に好かれる
- 権力 他人をコントロールする
- 目的 人生の意味を方向性を定める
- 危険 リスクを取ってチャンスを手に入れる
- 恋愛 興奮して燃えるような恋をする
- 自尊 自分に自信を持つ
- 自知 自分について深い理解を持つ
- 献身 誰かに奉仕する
- 性愛 活動的で満足のいく性生活を送る
- 単純 シンプルでミニマルな暮らしをする
- 精神 精神的に成長し成熟する
- 安定 いつも一定して変化のない人生を送る
- 寛容 自分と違う存在を尊重して受け入れる
- 伝統 過去から受け継がれてきたパターンを尊重する
- 挑戦 難しい仕事や問題に取り組む

 

 

【自己分析】
 全く違和感なく納得できる結果でした。
 論理と合理に偏重してる人間ではありますが、

 それでも人間なので、やっぱり揺るがない哲学というか思想的な部分はあるんですよね

 そしてそれが
 「人の役に立ちたい」
 というものなんだと思います

 流石に誰彼構わず身を粉にして尽くす気は無いですが、

 明確に数字で評価できる形で誰かの役に立ちたいという意識は常にあります。
 上位1~15はそこら辺の意識と個人としての利益追求のバランスが、そのまま表された様に思います。

 そして1点がつけられた「大切にしたいと思えない価値観」たちですが、こちらも概ね予想通りでした。

 1点がついたものに対しての認識は
 「いらない価値観」
 「1~5位を達成するためなら犠牲にしていい価値観」
 という感じでした

 下位の中に「人の役に立つ」と近い表現で「献身」「慈愛」が入っていますが、

 個人的にはここには大きな違いがあると認識しています。
 上位に入ってきた「貢献」「義務」「勤勉」などは対象が明確で、

 評価基準が必要なものです。
 一方で「献身」「慈愛」などは対象も限定せず、基準も際限もない認識になっています。
 

 私は人の役に立ったかどうかを評価するには明確な指標が必要であると思っていて、

 その指標こそがお金だと思っています。
 残念ながら世の中には、ずる賢く稼ぐ手段もありますが、

 原理原則としてお金は人の役に立った対価として得られるものだと認識しています。

 なので、対象を限定せず基準も際限もないことに

 自身の労力を投下することは非合理的と判断して1点になっています。

 

 

 

 

 

 

(3)成りたい姿のイメージ
【ワーク内容・回答】

 1) 抽象的な内容・表現で良いのであなたの成りたい姿・ありたい姿を文章で書いてみる。
  →今と同じ幸せな生活を死ぬまで続ける

 2)イメージした姿は具体的にどんなものか、自分に問いかけてみる。
  →以下の要件を満たした生活
   a.人に価値を提供した実感が持てることに取りくめる時間・環境
   b.その時、執心していることを徹底的にやりこむ時間・環境
   c.アニメ・本・漫画を好きなだけ見れる・読める時間・環境・収入
   d.スーパーで買えるレベルの食材で毎日好きなものを食べられる時間・環境・収入

 3)具体化された内容を現実的にあてはめてみる。
  時間、お金など数値に示せるものは数値化してみる。
  →以下の要件を満たした生活
   a.人に価値を提供した実感が持てることに取りくめる時間・環境
    →いわゆる仕事として取り組みたいこと
     仮に食うに困らない生活をする資金・環境があったとしても、何かしら仕事はしたい
     サラリーマン(今の仕事)も悪い訳では無いが、
     以下の項目に割く時間を増やしたいためFIREまたは独立を目指している

   b.その時、執心していることを徹底的にやりこむ時間・環境
    →これは仕事と趣味の境界
     WEB系のプログラム言語を勉強しはじめた時は、
     多少寝食を削っても取り組めるくらい熱中できた
     それはAI、投資戦略、ブログetc.対象が変わっても興味さえあれば何でも取り組める
     熱量によっては仕事そっちのけで集中したい時もあるので、

     その時々の指向を一点に集中させられる時間と環境を作りたい

   c.アニメ・本・漫画を好きなだけ見れる・読める時間・環境・収入
    →アニメなどの映像作品はネットフリックスとアマプラで見る 2,000円/月程度
     本は4冊/月程度 ~10,000円/月
     漫画は読みたいタイミングで漫画喫茶利用 ~5,000円/月程度

   d.スーパーで買えるレベルの食材で毎日好きなものを食べられる時間・環境・収入
    →「贅沢したい」ではなく「食べたいものを自炊で再現して楽しみたい」
      90,000円/月程度

【自己分析】
 実は私はこのワークをやる前から、ある程度、人生で成りたい姿の骨子はイメージしていました。
 というかもっと言うと、現時点で成りたいワークの各回答が、以下の通り()内の達成率で達成できている感覚でした
  a.人に価値を提供した実感が持てることに取りくめる時間・環境(60%)
  b.その時、執心していることを徹底的にやりこむ時間・環境(40%)
  c.アニメ・本・漫画を好きなだけ見れる・読める時間・環境・収入(70%)
  d.スーパーで買えるレベルの食材で毎日好きなものを食べられる時間・環境・収入(100%)

 フォーカスする所を決めれば、少なくとも私は平凡なサラリーマンの年収でも幸せな生活は送れていました。
 ただし、サラリーマンをしているとお金はともかくとして、
 時間の方の制約が多くなってしまうので、
 特にbに割ける時間を増やせるようにFIREないし独立を目指しているのが現状です

 また今の仕事が決して嫌いな訳ではありませんが、
 サラリーマンの仕事はどうしても価値の提供からは逸れた方向を向いてしまいますし、
 たとえそうであっても会社組織の一歯車としてはその仕事をしなくてはいけないので、
 そこら辺は許容はしてるがミスマッチだなぁという感覚は否めません。

今回はいない前提で書きますが、最後まで読んで頂きありがとうございました(笑)
私ことてぃまるは俗に弟子と呼ばれるメンタリストDaiGoさんのコミュニティ出身だったので、

自己省察・価値観リスト辺りは随分前から知っていて、一定周期で繰り返し行う様にしています。

成りたい姿のイメージは資産形成学のオリジナルワークですが、
一度やったことがあっても自分の成りたい姿を言語化するのは中々大変でした

繰り返しやって変わるもの、変わらないものがあるので、それが自分の人生の中で欲も悪くも変わった部分、変わらない・変えられなかった部分を認識できるのが面白いと思います

個人的に今の私の脳構造だと自己省察はスピリチュアル過ぎて
「これやって何になるの?」
と思ってしまいますが、エビデンスがそれなりにあるので主観だけで効果なしと判断するのを見送っている次第です。

 

 

 

 

 

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