お風呂上りや外出前、帰ってきてからなど、お着替えのタイミングは実に多数。
親はソツなくこなす着替えでも、体のバランス的に手が届きづらい娘には大変のご様子。

それでも、最近は少しずつ自分でする事を覚えてきたようです。

・パンツ・ズボン:引っ張りあげるも、お尻が引っかかってしまう。これにて終了。
・上着を脱ぐ:くるくると回りながら上着を脱ぎ、そのまま放置にて終了。

先生、ギャグですか?
さて、前回 の続き。

大きなお腹がピョコピョコと動き始めた頃、お腹の中の赤ん坊が女の子だと発覚。
「女の子が良いよね~!」とか言ってた夫婦はバカ騒ぎ。
名前は「男の子用」と「女の子用」の2つを前もって決めていたのですが、決めていた名前に双方不満無し。
「ちょび」と呼び続けた日々は終わりを告げました。

つわりが無かった嫁だから、もしかしたら…と心配にはなっていましたが、早産だの流産だのなーんにも無し。
どんどん大きくなるお腹を撫でたり、突いたりしながら、娘の名前を呼んで、夫婦でニタニタ笑っていました。
いつ頃からか、指で突いたところに「ポコッ」と返事を返してくれるようになり、それでまた大騒ぎしたバカ夫婦。
妊娠中から音楽を聴かせると良い、というのは二人とも知っていたので、家中のCDをかき集めてひたすらかけ流し。
元々二人揃ってクラシックやジャズが好きだったのですが、その他に私はトランス(ダンスミュージック)が好きで、それもやっぱりかけ流し。
ん~、胎内教育としてはあまり宜しくなかったのかもしれません。

ちなみにその間、母親教室や両親教室といった病院主催の教室があったのですが、殆どに二人で参加していました。
お腹の大きくなった妊婦さんに、実際に分娩室を見せたり、分娩台に座って体験する、といったことも。

えぇ、やってきましたよ。砂袋で作ったおっぱいとお腹のベルトをつけて、
「妊婦はこれだけ歩きづらかったり、大変なのよ」を体験したり、
分娩室見学に至っては、
「パパも座ってみたら?」
とかいう嫁の一言で、前代未聞、男が分娩台で大股開き。看護師さん含め、全員に苦笑いされました。

そんなこんなでキャーキャー言いながら過ごす妊婦さん時代も終わりに近づき、5月に入った頃にはちょっとずつ「陣痛っぽいの」が始まっていたようです。
そして5月17日。
普段、私は出勤ギリギリまで寝ていて、嫁もそれを知っているはずなのですが、朝方5時に私を起こしやがりました。
何事かと思ったら、陣痛間隔がかなり短くなってきたとの事。

とりあえずそのまま起きて、8時前に会社へ連絡。

「すいませんごめんなさい嫁が産気づきました病院とか出産とか色々あったりするんで今日仕事お休みさせてくださいお願いします」

快く了承を頂いて、電話を切った30分後。

嫁:「なんか、陣痛間隔長くなったかも。」

オメー!もう会社に休みの連絡入れちまったじゃねぇかどーすん…ま、いっか。

予定日より2週間ほど早かったのですが、いずれにせよ陣痛の間隔はかなり短くなっているので、思い切って休んで散歩に出かけました。

二人でお腹の中の娘に話しかけながら、適当に近くの公園とかサイクリングロードへ行ってみたり。

嫁:「はーやくでってこーい」(ピョンピョン飛び跳ねる)
私:「お前はバカか!」

そんなで2時間ちょっとの散歩道。嫁が立ち止まったかと思うと、
「あ…来るかも…イタタタタタ…」
そりゃあんだけ飛び跳ねてりゃ娘だってビビるでしょうに!

ひとまず急ぎで自宅に戻り、病院に電話の上、最低限の入院道具(事前に病院から貰ってたヤツ)を持って病院へ。
速攻で陣痛室に入って横になりました…ら、

嫁:「あれ、また落ち着いたかも…」

ナニー!おめーは一体なんなんだ!!

とかなんとか思ったり思わなかったりしつつ、まぁとりあえず今のウチに飯を食えとなり、駆けつけた私の母と3人で晩飯。

そして18時ごろ、いよいよ嫁の陣痛が本格的になってきました。
叫ぶ嫁、腰をさする私、弁当を食う母。
腕が痛くなると母と交代し、私はオニギリを食べつつ、ビデオを撮ったりしてました。

ちなみにこのビデオカメラ、12月末に「絶対使うよね!」と、8万円近く出して買ったもの。
それが今となっては、ハイビジョンカメラで5万円って…泣きたくなります。

閑話休題。

そんな陣痛も夜通しで続き、私と母は交互に嫁の腰をさすりつつ仮眠をとりつつ。
その間、嫁はずーっと「いたたたたたた」と絶叫。
そして、夜が明けた頃、どう考えても出勤はムリと判断、会社に改めて電話。

「すいませんごめんなさい今病院の陣痛室で昨日からずーっとずーっと陣痛が続いててまだ産まれないんですあーもーホントごめんなさい今日も休ませてください後日休み入れ替えますから」

快く了承いただきました。ホント感謝です。

さて、陣痛室に戻って、嫁と空腹と眠気と格闘を繰り広げていたところ、助産師さん登場。

「出産の時、研修生を立ち合わせても良いですか?」

…ウチの嫁、初産っすよ…そんな余裕の無いところに研修生って…と思ったのが本音でしたが、なんだかんだと話の流れで立ち会う事に。

そして再び助産師さん登場…時間はちょうど11時。
「あれ、いつの間に破水してたの?とにかく分娩台ー!」
なんだかよくわかんないけど、私は立会い出産にてビデオカメラを回す責務を負っていたので、嫁に続いて分娩室へ。

娘が出てくるところ見たいけど、そんな部分が録画されたら親戚とかに見せられないし、でも見たいしもーあー!!

結局、局部が映らない、かつ私が少し背伸びをすれば目視で娘の出てくるところが見えるポイントを発見し、そこでひたすら撮影。
…と思っていたのですが、「深呼吸して…はい、イキんで!」の繰り返し、しかも場所移動無しの絵なので、途中で一旦テープを止めました。
テープを止めた瞬間、「ほら、頭出てきたよ!」との助産師さん。今テープ止めちゃったよ!っていうかどっちにしてもそれは映せない!

そして、分娩台に座ってからたった20分で、娘は産声を上げました。
産まれてきたその小さな命は助産師さんから嫁の腕の中へ入り、すぐにおっぱいを飲み始めていました。
そんなシーンをビデオで撮影しながら、私はなんだか不思議な気分でした。
なんと言葉にしたら良いのか、よくわからないような。
ひとまず五体満足かを必死に確認してはみたものの。
嫁の頭を撫でて「よく頑張ったね」と声をかけたものの。

でもただ一つ、本当に可愛い。

他に例える事が出来るものなんて無いくらいに。

そして、このあまりに可愛い命を、しっかり育んでいかなくてはいけないと、改めて思ったものです。

それから先の事は、実はあまり覚えていません。
嫁はそのまま産後入院、殆ど徹夜状態だった私は自宅へ戻り、速攻でバタンキュー。


そんな2年前の出来事。つい昨日のように思えてしまうくらい、人生の中で一番大きな出来事でした。

で、その2年後。

こうやってブログのネタにされるようなおバカな行動やトンデモ伝説を作ってくれる娘は、まことに元気です。
空き缶やペットボトルが大好きなウチの娘。
分別して置いてあるゴミ箱から引っ張り出しては、ちょこっと残ってるジュースをすすってたりします。
空のペットボトルを持ち出すと、それをブン投げたり、振り回したりして遊んでいます。

ウチの自治体では、特にペットボトルのラベルを分別する必要は今の所ないので、そのまま捨てているのですが、
ふと気づくと、ペットボトルとラベルが分離しているではありませんか。
どうやらウチもエコ意識を向上させるべく、嫁が頑張っているのかと思っていたら…。

目の前で、娘がペットボトルのラベルをきれーいにはがしていました。
3つほど抱えてきたペットボトルのラベルを1つずつ、丁寧にピリピリとはがして…その場にポイ捨て。

先生、ウチの娘はエコ意識が高いです。でもポイ捨てはいけません。
明日から、嫁と娘が所用により帰省します。
で、私が出張で使っていたスーツケース(タイヤが付いてゴロゴロ引っ張るアレ)を貸し、嫁が荷物を整理していました。
思ったより荷物が少なく、隙間が出来たスーツケースを見て親二人で「この娘もココに入れて連れて行くかギャハハハハ!」なんて冗談話。

ふと見ると、スーツケースに片足突っ込んだ娘がそこに立っていました。

その後、一応サイズを見てみたものの、娘が入るには小さいスーツケースでした。

先生、ウチの娘、怒ったんでしょうか。それとも天然ボケなんでしょうか。
ウチの娘は可愛いです。
誰に見せても「可愛いねぇ」って言われるくらい可愛いです。
今日なんか、地下鉄でヤクザ座りしてた女子高生(?)にまで言われました。

そんな可愛い可愛いウチの娘、歳の近い男の子には片っ端からモテまくり。
しかし、彼らは花束を買う事や、ナンパなどは考えません。

ある少年はチョコチョコ寄ってきて、娘の頭をナデナデして去っていったり、
ある少年はおもむろに娘の隣に座ってみたり、
ある少年はジーッと娘を見つめていたり、
ある少年は娘をナデナデしては逃げ、を繰り返した後、我慢できなくなったのか抱きついたり、
ある少年は横に座るなりいきなり娘の頬っぺたにチュッ!

先生、父親としては実に複雑な思いです。
足蹴りでガラガラ遊ぶクルマのおもちゃ。
きっと子どものいる家の殆どにあるおもちゃでしょう。
かくいうウチにも、アンパンマンのクルマが部屋の一角に駐車されています。
パワーは1人力、ステアリングの他、シートバックにはロールバー(手押し用の棒)まで装備。
そのスクエアな外観はまさにスポーティからは実にかけ離れたただのおもちゃです。

さて、そんなアンパンマン号、ステアリングの真ん中にアンパンマンの顔をしたクラクションが付いていて、
それを押すとアンパンマンのテーマが流れます。
で、もう一度押すと音が止まる、という仕組み。

ウチの娘は例に漏れず音楽に敏感で、どこかで音楽が鳴ればすぐに駆けつけて、耳をピタッと当てて聞いています。
が、このアンパンマン号だけは例外。
私が無意識に音を流すと、慌てた顔で飛んできて音楽を止めるのです。
それでも懲りずにボタンを押すのですが、やっぱりすぐに止めてしまいます。
それを繰り返していると、娘はブチ切れです。

たまに引っ掛けで「音楽を鳴らす」→「娘が止める瞬間に私が止める」としてみると、
「勢い余って自分でボタンを押す」→「音楽が鳴る」→「ブチ切れながら音楽を止める」というルーチンに。

先生、アンパンマンの音楽を最後まで聞かせてください。
先日、冷蔵庫が空っぽなのを良い事にガストで昼食を取ったときの事。
どうやら麺類が好きらしいウチの娘には、お子様メニューのうどんをあてがっておきました。
フォークがあるにも関わらず、手づかみで麺をすする娘。

実は親二人とも、娘が麺類を「チュルッ!」って吸い込む瞬間があまりに可愛くて好きなのですが、
この日、さらなる発見をしてしまいました。

娘がうどんを「チュルッ!」って吸い込む瞬間、目をキュッと閉じるのです。
本人はきっと、汁が跳ねて目に入ることを防いでいるのでしょうが、親から見れば吸い込む瞬間に「キャーッ!」といわんばかりの目をするので、それはそれは食べているうどんが美味しいのだろうと勘違いをしてしまうのです。

先生、娘は無意識に可愛いです。
娘の1歳の誕生日に買ってあげた、木製キッチンのおままごとセット。
その他にも包丁やら野菜(マジックテープで半分になるヤツ)やらが転がっています。

今まではそれらを投げることしかしなかったのですが、最近は包丁で野菜を切る事を覚えました。
しかも、ちゃんとまな板に置いて、一つずつ切っていきます。
ただ、問題が2つほど。

一つ目。ウチの娘、包丁の柄で野菜を切ろうとする事があります。
柄では切れるはずが無い上、刃をガシッと握っています。
もし本物なら流血どころの騒ぎではありません。

二つ目。娘が切った野菜や果物を、嫁が再びくっつけて置いてやるのですが、
ふと見ると、リンゴとミカンがくっついていたり、トマトとブドウがくっついていたり。
嫁曰く、「そもそもブドウを包丁で切るのがおかしい」だそうですが、
それ以前にお前のその組み合わせのほうがおかしい。

先生、ウチの娘に刃物を持たせるのは怖いです。っていうか嫁は新種を開発しまくりです。
嫁が娘を連れて買い物に出かけた帰り。
信号を待っている時、唐突に娘が
「らりらりらりらるらりらりらりらるらりらりらりらるらりらりらり」
と絶叫したそうで。
まぁ、確かに普段から「ラ行」の音を絶叫することはあるのですが、それが嫁すらもビックリする程長時間だったようです。
そこへ偶然登場した高校生。
娘の発狂振りに「すげぇ…」と呆気にとられた後、その高校生も「ラ行絶叫活用」に挑戦。
しかし、実際にやってみるとわかるのですが、ラ行を連続で発音するのって、結構難しいんですよね。
その高校生もやっぱり呂律が回らなくなり、ついに諦めたかと思ったのも束の間、
「チクショー!負けたー!」
と吐き捨てて撤退。可愛い高校生です。

先生、娘が勝ったようですが、勝負の意図がわかりません。

今日も暑い一日でした。

娘を連れて買い物に出かけた嫁は、スーパーで無料でもらえるドライアイスをゲットしてきたそうで。

早速自宅に戻り、(なぜか)ワイングラスにドライアイスを入れて、そこに水を注入。

当然、グラスからは冷気がモクモクと煙のように溢れ出します。

それを娘に見せたところ、それが熱いものだと勘違いしたのか、娘は「あっちっち、あっちっち」と連呼して逃走。


それでもやっぱり気になるようで、遠くからチラチラとワイングラスを見る娘。

その娘に向かって、嫁はワイングラスを掲げて「ルネッサーンス!」と声高らかに宣言。

その宣言に対し、「ヤギー!」と泣きながら絶叫する娘。

嫁曰く、「ヤダー!」と「ギャー!」が混ざったのだろう、との事。


…といったやりとりのメールを、私は外出中のクルマにて受信。

メールを見るために停車させたクルマの中で一人悶絶した上、走り出しても思い出し笑いで危険状態。


先生、ウチは嫁もおバカさんのようです。