なぜ自主的に勉強する子どもが少ないのか
それは、将来の利益より目先の利益に目がいってしまう傾向があるため、勉強を後回しにしがちだから。
将来の利益:例) 勉強をして大学に入り、将来 上場企業で働くとか。
目先の利益:例) 今、たのしくたのしく過ごしたい 勉強は明日からでいいや とか。
では、どうすればよいのか?
実はテストで点が取れたら、ご褒美
は、効果がないかも。。。
理由① どうやって点を取ればいいかわかりにくいため、成功率が低い
理由② テストの点を取る事がすべて と、子どもに思わせてしまう
テストで点が悪かった時、自信を失いやすい。
理由③:テストが不安になり、十分な実力が発揮できない
(人は安心できる安全な環境で最大限の実力が発揮できるため)
では、どうすればよいのか。
勉強のプロセス達成にご褒美を与える。
例)本を読み、読み終わった後に感想を家族でシェアしたらご褒美
宿題を分からないところも自分で考えれたらご褒美
○○時間勉強できたらご褒美など
理由①勉強のプロセスを習得・習慣化でき、次の学びに繋がる、結果に反映されやすく自信に繋がりやすい。(自信がもてるようになるといろんなことに積極的に取り組む傾向があります)
理由②人間は目先の利益に目が行くため、やりやすい。
理由③努力次第で点が伸びるということを学べるため、良い結果でないときは、「もっと努力せねば」と感じることができる。
Q:では、具体的にご褒美とは?
小学生;お金よりもの に価値を感じやすい時期
トロフィーなどがよい
中高生:お金(ただし、預金口座を作らせること)
金銭管理ができるようになる・貯蓄の大切さを学べるため
共通点は、目に見えて、溜まっていると感じれるということがモチベーションに繋がる
参考文献:「学力」の経済学
子どもが生きる力をつけるために親ができること