思い出。
サトルのmy Pick
親父に家から追い出された。
当時は身体がボロボロの状態だった。
胃潰瘍に極度の貧血。まともに歩けなかった。
病気の辛さは親父には通じなかった。母親がいなくなってから、飲み屋のババアと付き合いだして多分ババアと暮らすのに俺がじゃまだったんだと思う。
ある日、親父の財布の中から消費者金融のカードを見つけた。親父はそん物、一人で作りに行けない 。ババアに作らされた。いちを妹には報告しておいたけど、俺は追い出された身、公園で寝泊まり。ほぼ、ホームレス。一番辛いのは雨。身体の置き場がない。疲れてしんどくなるとビジネスホテルで寝る。
そのうち厄介者のホームレスが現れてつきまとうようになった。大嘘つき野郎!
どこだかの山に何百万埋めてあるとか桑名の組事務所に500万預けてあるとか…。こそ泥の前科持ち。俺の財布から2万盗んで10日ほどしたら何くわぬ顔で現れる。ふだんは夜中に賽銭泥棒。あげくに兄弟が薄汚いクソババア連れて現れた。こいつもまた大嘘つき。
居場所を変えても捜して現れる。
こっちはたまったもんじゃない。
そのうち自分の弟が俺んちに来いと言ってくれた。
でも、こいつも弟とはいえどうしようもないクズ。
金に困って俺を利用しただけ!
あっちこっちの闇金で借りまくって自分が借りるとこないから俺に借りさせようとしただけ!3万借りて実際には2万5000円。1週間後には3万もしくは5000円返済。でも5000円では利息分だけで借りた3万は永遠にそのまま。
ようやく弟から離れる事が出来たのは知人が車を貸してくれたから。
それからは車中泊。
何だかんだでアパート借りる金額ができるまで7ヶ月。家財道具はすべてリサイクルショップ
でもすぐに2回目の手術。今度は右の副腎と3箇所に腫瘍、3㌢2㌢、1㌢のがあるとの事。市民病院では出来ないから大学病院ヘ行けとの事。大学病院側はなら即日入院でと。1度も診察受けずに入院。
術後3日ほどICUと言われなぜかラッキー。だって普通じゃ入れない所だから。でも1晩で嫌になった。あんまりかまわれすぎて寝てられん。朝、医師にもう出たいと訴えた。入院は5ヶ月半。その間、対処療法的に薬がどんどん増えた。
ある日、妹から親父が脳梗塞になったと連絡が。必然的に親父の面倒は妹がみる事に。実家を新築までして。妹の旦那にも頭が上がらない!
親父はというとババアに作らされた借金を妹夫婦に精算してもらい、身体が不自由になった事でようやく病いの辛さが理解出来て性格が丸くなった。よく妹の目を盗んで俺にタバコ買って来てくれと電話してくるようになった。すぐばれてめっちゃ怒られてた(笑)
俺は翌年に3度目の手術。3箇所の腫瘍と胃を半分。
2009年11月5日
親父が駄目だと電話がきた。
足の血管を人工血管に変える手術後の経過が思わしくなく多臓器不全で逝ってしまった。
葬儀の時、母親の時は涙も出なかったのに散々苦しめられた親父になぜか涙がでた。
そして2019年12月に今の所に引っ越して2020年姫に出会った。今は大切な存在になってる
先の事はわからないけど俺は今、姫が必要で…