本日の18:00に第2回の公募開始となりました。

 

サッと見通した限りでは大きな変更はないようですね。現時点で気がついたところを書いていきます。

 

1.売上高減少率を判定する期間

 第1回の公募と変わらず、2020年10月以降のようです。ただし、2020年10月を選定すると、終期が2021年3月となりますので、4月以降を選定できません。「6ヶ月のうち任意の3ヶ月」という考え方は変わりませんね。第1回の公募で不採択となってしまった事業者は引き続き売上高要件を満たすということになります。第2回の申請数を想像すると、恐怖しかないですね笑

 

2.緊急事態宣言特別枠

 第2回の公募が最終となりました。加えて、緊急事態宣言特別枠のみ、事業計画書は10ページ以内となりました。これは、事務局側の優しさなのかもしれませんが、支援者側としては地獄です

2021年5月21日に「補助金額1,500万円以下は10ページ」との改訂がありました。通常枠にも適用されますので、ご注意ください。

 

3.公募締切日

 7月2日の18:00です6月中に電子申請を完了しましょう!、ということですね。第1回公募では、最終日にアクセスが集中して、正常に申請ができない状況に陥りました。第1回公募は期限の延長措置がありましたが、今回も同様の事態が発生した場合に延長されるかはわかりません。

 

4.加点

 EBPMへ協力することを表明すると加点されるようです。現時点では、私自身も理解できていませんが、公募要領の文面から想像するに、電子申請でチェックするだけ?ではないでしょうか(協力はしましょうね)。加点というか、実質的な減点防止ですね。チェックを忘れてしまい、加点されないという事態は避けましょう!

EBPMに関する詳細は下記リンクをご参照ください。

https://www.rieti.go.jp/jp/events/18121401/pdf/4-3_miura.pdf

 

5.その他(変更点ではありませんが)

 事前着手制度は第1回と同様です。ただし、第1回目と同様に、今後の公募では取り扱いがなくなる可能性を示唆していますので注意が必要です。

 

以上は、あくまで私がサッと見て気付いた点です。申請を検討する事業者の皆さまは、必ず自社で公募要領をご確認ください。